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ISBN 10 : 4771033943
Content Description
通訳見習として日本のイギリス公使館に赴任したアーネスト・サトウは、生麦事件、薩英戦争など攘夷の嵐が吹きすさぶ現場に居合わせた。日本の元首は将軍ではなくミカドだと見抜き「英国策論」を公表。日本語に精通した彼は各地を歴訪し、日本の国情を探索する。上巻では、1885年ころのシャム赴任中に執筆した第22章までを扱う。日記と対校して実録と回想を峻別し、史料価値を高めた。
目次 : 江戸駐在の通訳見習に採用される(一八六一年)/ 横浜居留地のうらおもて(一八六二年)/ 日本の政治状況/ 条約―攘夷精神―外国人殺害/ リチャードソン殺害(生麦事件)―日本語学習/ 公用の江戸訪問/ 賠償金要求―日本側の鎖港提議―賠償金支払(一八六三年)/ 鹿児島砲撃(薩英戦争)/ 下関砲撃事件―準備行動(一八六四年)/ 下関砲撃事件―海軍の行動/ 下関砲撃事件―長州との講和締結/ バードとボールドウィンの殺害事件/ ミカドの条約批准(一八六五年)/ 英国策論・横浜大火(一八六六年)/ 鹿児島と宇和島の訪問(一八六七年)/ 初めての大坂訪問/ 大君の外国公使引見/ 陸路で大坂から江戸へ/ 日本の役人との交流――新潟、佐渡金山、七尾を訪問/ 陸路で七尾から大坂へ/ 大坂と徳島/ 土佐と長崎
【著者紹介】
楠家重敏 : 1952年東京都品川区生まれ。1980年日本大学大学院文学研究科日本史専攻(博士課程後期)修了。現在、杏林大学大学院客員教授、日本大学講師、成蹊大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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hal
読了日:2021/05/10
スプリント
読了日:2021/06/05
papahaba
読了日:2023/09/11
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