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ISBN 10 : 4000230646
Content Description
最後の晩餐―そう言われたら、自分ならばと考えがちだ。世界広しといえども、鮭好きが高じてその最後の晩餐にまで心及ぶ作家はまさか他におるまい。明の皇帝の記憶の中の絶品から、鋭い感性で食の時代変化を表す脳で食べる時代、果てにはクスクスと中華料理のウマ〜い融合まで、中国、日本、そして世界各地の食をテーマに、食と私たち、あるいは世界と自分との距離感を描き出す。知性のスパイスを加えて、世界まるごと味わい尽くす!
目次 : さじかげんが大事(足るを知るコツ/ 記憶の中の「絶品」 ほか)/ しって食べるとなお美味(My壺/ 「龍井茶、虎〓(ほう)水」 ほか)/ すきな味、癖になる匂い(春餅/ ワサビ ほか)/ せかいはひとつ(天津飯/ 揚州チャーハン ほか)/ そっと味わう思い出(椰子飯を追い求めて/ 椰子椀の思い出 ほか)
【著者紹介】
楊逸 : 1964年、中国黒龍江省ハルビン生まれ。1987年留学生として来日、お茶の水女子大学文教育学部地理学専攻卒。現在は、日本大学藝術学部文芸学科教授。2007年、「ワンちゃん」で第105回文學界新人賞受賞。2008年、「時が滲む朝」で第139回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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そうたそ
読了日:2016/07/20
よこたん
読了日:2016/12/25
としちゃん
読了日:2016/07/23
KEI
読了日:2016/07/03
たっきー
読了日:2016/10/03
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