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ISBN 10 : 4163905065
Content Description
日本人は、中国の歴代王朝を暗記し夷狄を討つため辺境の地に赴任する兵士の漢詩を学ぶ。しかし、実は、夏王朝から現在の中国まで一気通貫に歴代王朝が続いてきたかのような史観は間違っている。長城の外の草原には黄河文明とほぼ時を同じくして興った文明があった。青銅器を使い漢字文明にとりこまれるのを嫌いルーン文字を使った人々もいた。最新の考古学、文化人類学、言語学を駆使したまったく新しい歴史書の誕生!
目次 : 序章 中国の歴史を逆転してみる/ 第1章 「漢民族」とは何か/ 第2章 草原に文明は生まれた/ 第3章 「西のスキタイ、東の匈奴」とシナ道教/ 第4章 唐は「漢民族」の国家ではなかった/ 第5章 三つの帝国が鼎立した時代/ 第6章 最後のユーラシア帝国、清/ 終章 現在の中国は歴史に復讐される
【著者紹介】
楊海英 : 1964年、南モンゴルのオルドス高原生まれ。モンゴル名オーノス・チョクトの日本語訳は大野旭。国立静岡大学人文社会科学部教授。専攻、文化人類学。博士(文学)。1987年北京第二外国語学院大学日本語学科を卒業。1989年に日本に留学。別府大学、国立民族学博物館、総合研究大学院大学で文化人類学の研究を続けた。とりわけ国立民族学博物館では梅棹忠夫氏と松原正毅氏らに師事してユーラシア草原で現地調査。2000年に日本に帰化。著書に『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(岩波書店・司馬遼太郎賞受賞)、『チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史』(文藝春秋・樫山純三賞受賞&国基研・日本研究賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2017/04/03
Sakie
読了日:2021/02/13
T坊主
読了日:2017/03/25
クサバナリスト
読了日:2016/09/16
kawa
読了日:2017/01/14
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