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ISBN 10 : 448007368X
Content Description
二〇二〇年夏、中国政府は内モンゴルの公教育からモンゴル語を排し、中国語を母語として押しつける決定を下した。なぜ中国は民族同化政策を採ろうとするのか。それを理解するにはユーラシア史の中でモンゴルを見る地政学的視点が必要だ。遊牧民の世界、チンギス・ハーンのモンゴル時代、イスラームとの関係、近代国家形成・民族自決問題、日本による植民地化、ソ連・中国による分断などのモンゴルの歴史の要所を明快に解説。そこから現在の内モンゴルにおける紛争の深層を照射する。
目次 : 第1章 民族地政学/ 第2章 分断政治の人生/ 第3章 諸民族と中国の紛争/ 第4章 言語の民族問題/ 第5章 民族の国際問題/ 第6章 中央ユーラシア民族地政学の現在/ 第7章 日本の幻想
【著者紹介】
楊海英 : 1964年南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。専攻は文化人類学。博士(文学)。著書『墓標なき草原―内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(岩波書店・司馬遼太郎賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まーくん
読了日:2025/07/31
skunk_c
読了日:2024/10/30
skunk_c
読了日:2021/01/24
nagoyan
読了日:2021/01/20
ののまる
読了日:2021/12/03
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