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ローウェル骨董店の事件簿 交霊会とソルジャーベア 角川文庫

椹野道流

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041062524
ISBN 10 : 4041062527
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan

Content Description

第一次大戦直後のロンドン。骨董店の美貌の店主デューイは、戦死した親友の息子・ケイと暮らしている。心配の種は、ケイが学校でいじめを受けていること。けれど本人の希望により、弟で検死官のデリックと見守るのみ。そんな中、デューイは骨董店の上顧客の頼みで、交霊会に出席することに。ある男爵の戦死した息子の霊を呼び出すためだ。しかしウィジャボードを使っての交霊中に男爵が殺されて…。知恵と絆で謎を解く英国ミステリ!

【著者紹介】
椹野道流 : 兵庫県出身。1996年「人買奇談」で講談社の第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門の佳作を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/07/post-063511.html こういう風に、親があからさまに子どもを差別すると、碌な事になりませんね。

  • がらくたどん

    「ローウェル」の第3弾。平成末の作品だが今のところここまで。先月乱歩の「悪霊」絡みで再読した分。そう、事件現場はクリスティ作品にもわんさか出てくる交霊会(降霊会)です♪上客に請われ骨董店店主デューイが参加したのは斜陽貴族が戦死した長男の霊を呼び出すための交霊会。参加者の医師共々貴族以外は気鬱治療の「やらせ」と理解しての降霊のはずが、まさか霊が降り恨み言と共に父貴族が殺されるなんて。同席していたことで巻き込まれた兄のため、弟の検視官と幼馴染の刑事が真相究明に乗り出すライトミステリー。家族の縁は絆にも鎖にも。

  • hirune

    【Kindle】心臓が袋にパックされた臓器だとは初めて知りました😅第一次世界大戦で人生を狂わされたイギリスの人々のミステリー。日本との混血なので学校で虐められるデューイの養い子のケイが健気で良い子だし、初めての友達になった女の子の勇敢さ 心の温かさがステキでした!事件の真相は悲しく辛い悲劇の果てでしたが、戦争は本当に悲しみばかり生みますね(;o;)

  • はつばあば

    実の親子でも断絶はあるが、ある意味不器用な親子なんだなぁと最近の事件、元官僚の親に殺された息子を思う。戦死した親友の息子・ケイと暮らすデューイ。弟で検死官のデリックの補佐はあるとはいえ学校でイジメにあっているケイ。その大人びたイジメに対応する姿勢。もっともっとケイとデューイ、デリックとエミールのこれから先を読んでみたい。ケイの戦友のような女の子が登場したんですもの

  • papako

    続けて。この作者さんの作品は、あまりイヤな人物が出てこないから安心して読めるのに、時たまわざわざ挟んでくる。そういうの無いのがいいのに。でもデリックの最後の一撃が効いてよかった。そしてケイもよかったね。しかしもうこのシリーズ書かれないのかしら?もしかしてこの作者、終わらない人?それはイヤだわ。

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