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どんまいっつ! 幻冬舎文庫

椰月美智子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344418554
ISBN 10 : 4344418557
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2012
Japan

Content Description

青春―。それは人生のなかで最も輝かしく希望に満ちた頃。でもキラキラしていなくったって青春なのだ!ラクダ顔のくせにイチ早く童貞を捨てたキャメル。年上の風俗嬢にハマったマッハ。初めての彼女と付き合い続けるゲイリー。それぞれに、人生の岐路はやってきて…。くだらなくも幸せな男たちの日々を鮮やかに描写した青春群像劇の傑作。

【著者紹介】
椰月美智子 : 1970年生まれ。2001年に「十二歳」で講談社児童文学新人賞を受賞し、翌年、作家デビュー。06年に「しずかな日々」で、野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ユザキ部長

    人と人との縁。決して裏切らない友情。人生においてムダな事なんてありゃしない。難しい連立方程式をたてるのではなく、いたって真っ直ぐに生きて、感性を育てる事。大事なんじゃないかな。

  • papako

    電子書籍のセールで。いやー、良かった!すごく良かった!17歳の高校生三人組、その恋人や妹、子供とか、いろんな視点での連作短編集。だめだめな三人がそれでもちゃんと父親になって、家族を支えて生きている。肉平、魚平の双子、なんて読むんだろう。ジャミラ?華音ちゃんのこと?ひどい親父たちだわ。でも、その一言で彼女の苦しみが伝わってきた。なんてことない感じなのに、すごく良かった〜。

  • ゆみねこ

    キャメル、マッハ、ゲイリー、この3人の男子高校生のトリプルデートから約30年。6人の話とその周辺の話を交えた連作短編。会話が面白くて時々爆笑、これはうっかり外で読むと危ないかも?気分転換に軽く読むのには良い本かと思います。でも、サーっと読めたけれど、内容は忘れてしまうかもしれませんね。

  • future4227

    三ばかトリオみたいな高校生が、大学生になり、就職、結婚、そして親になり、オッサンになってもやっぱり三ばかトリオのままで青春を謳歌し続ける。彼らと彼らに関わる恋人や兄弟、子どもたちが織り成す心温まる連作短編集。椰月さんの小説はやっぱり大きな事件は起きない。あの時なんであんなことを言ってしまったんだろう、なんであの人と別れてしまったんだろう、なんであの人と付き合ってしまったんだろう、誰もが抱える後悔。愚痴や不満が積もる日々。でも、自分にとって大切な人が誰なのか気づいたとき、人は大きな幸せに包まれるのだろう。

  • そのぼん

    章ごとに主人公が変わる構成で描かれていました。学生時代から始まり、徐々に登場人物の年齢が上がっていき、物語が進みました。ありふれた日常の物語でした。さらっと読み終えました。

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