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ISBN 10 : 4787718118
Content Description
森を守るとはどういうことか。「国家vs住民」「政策と現場のズレ」「保護vs利用」「住民間の利害対立」…。国際機関の援助のもと、途上国で進められている住民参加型資源管理政策をめぐって指摘される問題群。森と農地が一体的に利用されているルソン島中部の村落で、二項対立では説明できない多様な森林管理の実態を見つめ、現場レベルで独自に立ち現れる政策実践の可能性を考える。
目次 : 序章 森林政策をめぐる「対立」を問い直す/ 第1章 フィリピンの森林政策と地域住民/ 第2章 森をめぐる現場の制度を捉える視点/ 第3章 タルラック州M村の暮らし/ 第4章 森は誰のもの?―参加型森林政策と権利主体/ 第5章 どの森を守るのか?―参加型森林政策と権利空間/ 第6章 どうやって森を守るのか?―参加型森林政策と権利行使/ 終章 森を守るとはどういうことか
【著者紹介】
椙本歩美 : 1982年、東京都生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学。博士(農学)。現在、国際教養大学助教、バッキンガム大学客員研究員、マーガレット・サッチャー財団特別研究奨励生。専門は国際森林環境学、フィリピン地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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