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ドキュメント 北海道路線バス 地域交通 最後の砦 筑摩選書

椎橋俊之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480018182
ISBN 10 : 4480018182
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

危機に瀕する北海道の路線バスの現状を現地徹底取材。経営者、運行管理者、運転手の生の声を記録し、地方交通問題を総合的に考察。問題解消への方策を提言する。

【著者紹介】
椎橋俊之 : 1951年、東京・本郷生まれ。自動車雑誌の編集長を経て独立し、ライター、編集者として鉄道や自動車の評論活動に携わる。2021年「鉄の馬と兵ども」ほか一連の著作に対して島秀雄記念優秀著作賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    北海道に住んだ経験がないので、雪国で路線バスを走らせる仕事の苛酷さは想像以上だ。暴風雪で交通網がマヒし、人手不足の深刻化で運転手確保もままならぬ現状は恐怖を覚える。極度の過疎地帯で多くの鉄道が廃線となった今日、地域住民の生活を維持する最後の砦とは大げさではない。必死にバスを走らせ続ける現場の努力には頭が下がるが、いつまでも彼らに頼ってはいられない。苦境を打破するため無人運転をはじめ様々な技術が開発されているが、結局は国の予算という税金が使われるのを都市住民が認めるかだろう。あまり明るい未来は予想できない。

  • えりまき

    2025(138)鉄道廃線を引き継いだ北海道の路線バスのルポ。読んで良かった!エッセンシャルワーカーである運転手さんの厳しい労働条件に驚きました。「凍てつく300qの道を運転したあとで、なおボディ洗車の重労働」。高校生の通学やお年寄りの通院などに重要な路線バス。「乗車率が悪い路線は、ハイエース旧の小型車を投入するなど、廃止ではなく合理化は必要」。繁忙期には沖縄のバス会社と協力しているのだそう。路線バスなどの公共交通機関には、旅行の際には本当にお世話になってます。

  • スプリント

    過酷な環境と過疎が進む地域の公共交通機関である路線バスの現況を解説している。 採算度外視してでも維持しなければならない事情がわかる。

  • ろべると

    バス運転手の不足による減便が相次ぎ、特に地方は鉄道が廃止される中で、高校生や病院通いの高齢者にとって死活問題である。その最たる例である北海道のバス事情(運転手の約2/3が60代以上!)から、問題の本質をあぶり出すことを期待して読んだのだが…前半は道内各地の長距離路線バスのルポ。豪雪地帯を走るバス運転手の苦労は伝わる。後半は問題解決の鍵を握るであろう無人運転バスなどが紹介されるが、淡々とした記述で踏み込みが甘い。ロンドン取材は意味が曖昧。主張が伝わってこない。全体に鉄道趣味雑誌の記事を読んでるようで、残念!

  • 566

    ましてや雪国だと都市部よりやることが多いのなんの。最後の砦らしく病院や学校との密接さ、フリー運行などの柔軟さは特徴的で顧客目線であるけれどやはり人手不足は顕著でありいくらやりがいを伝えても現実を見るとかなりきつい労働環境と低賃金なので令和の少子化の時代になかなか見合わない。やはり国が動かないといけないが地域ごとに特色が変わるので公平に制度を作るのは難しい。

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