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再生可能エネルギー政策の国際比較

植田和弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784814000654
ISBN 10 : 4814000650
Format
Books
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

欧米では、政策の強力な牽引力で再生可能エネルギーが導入されている。しかし日本では遅々として進まない。既存事業者の政治的経済的利害ももちろんあるが、そもそも日本で流通する情報には、誤解や不完全なものが多い。系統安定化問題、FIT(固定価格買取制度)の有効性、発電コスト、自治体の主体性や合意形成問題など、日本では否定的な材料として語られる諸論点に、欧米の事例を具体的に示すことで反証し、日本の策的積極性を求める。環境経済と再生可能エネルギー論でわが国をリードする研究者、政策推進者、実務家が一堂に会した最新の政策論。

目次 : 第1部 欧米諸国の再生可能エネルギー政策(世界の温暖化対策と再エネ政策を概観する/ ドイツの再生可能エネルギー推進策の現状と方向/ イギリスの再生可能エネルギー政策/ 再生可能資源国家・アイスランドの緑化熱電戦略による応戦/ 米国の再生可能エネルギーの導入状況と開発促進政策)/ 第2部 再生可能エネルギーの課題と論点(系統連系問題/ 日本の再生可能エネルギー政策の評価と課題―再生可能エネルギー固定価格買取制度の改正をふまえて/ 発電コスト分析から見えてくるもの/ 自治体と分散型電源/ 再生可能エネルギーの社会受容性と制度設計/ 日本の再エネ政策と本書の関わり)

【著者紹介】
植田和弘 : 1952年生まれ。京都大学大学院経済学研究科教授。経済学博士。工学博士。専門は環境経済学。環境問題を通じて工学から経済学へ。大阪府市エネルギー戦略会議会長、コスト等検証委員会委員を務めた

山家公雄 : 1956年生まれ。京都大学大学院経済学研究科特任教授。エネルギー戦略研究所所長、東北公益文科大学特任教授、山形県総合エネルギーアドバイザー、豊田合成(株)取締役を務める。東京大学経済学部卒業。日本政策投資銀行エネルギー部次長、調査部審議役等を経て現職。第27回エネルギーフォーラム賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ただの人間

    主に再生可能エネルギー実務の進んでいるヨーロッパを比較対象に、各種再生可能エネルギーの現状やその導入が可能になった、進んだ理由について考察する。各手続段階で多様な主体の利害関係を多角的に考察する必要があると感じた。そのため、日本でももっと導入できる(すべきだ)という終章のトーンはやや強引との印象も受けた

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