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極北に駆ける

植村直己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167178079
ISBN 10 : 4167178079
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2011
Japan

Content Description

エベレストをはじめ五大陸最高峰を制覇した男の次の夢は、犬ぞりによる南極大陸横断だった。新たな目標を胸に、彼は地球最北端のイヌイットの村へと極地トレーニングに向かう。極寒の過酷な環境と、そこに住む人びととの暖かい交流。そして覚えたての犬ぞりを駆って、ひとり三千キロの氷原を走った冒険の記録。

目次 : ポーラー・エスキモーを見つけた/ 極北に生きるひとびと/ エスキモーとの狩猟生活/ 私の犬橇訓練計画/ 犬橇単独行3000キロ/ さようならシオラパルク

【著者紹介】
植村直己 : 1941(昭和16)年、兵庫県生まれ。明治大学卒。日本人初のエベレスト登頂をふくめ、世界で初めて五大陸最高峰に登頂する。南極を犬ぞりで横断することを目標に、72〜73年地球最北端の村シオラパルクにて極地トレーニング。76年には2年がかりで北極圏1万2000キロの単独犬ぞり旅を達成、78年には犬ぞりでの北極点単独行とグリーンランド縦断に成功。その偉業に対し菊池寛賞、英国のバラー・イン・スポーツ賞が贈られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kinkin

    コロナ禍でどこにも行けない今、とてもおもしろく読めた。犬ぞりによる南極大陸横断のためグリーンランドのエスキモー村で地元の人たちの中に溶け込み北極3000キロを単身犬ぞりで旅する著者。エスキモーとの交流や彼らの驚くような習慣や文化、狩りの様子、極寒の中での出来事、犬ぞりの操作の難しさや犬と人間の距離など、どんどんページを捲る手が進んだ。植村直己氏は行方不明のままだがどこかで犬ぞりに乗って旅しているような気がする。反面エスキモーの文化は当時と大いに変わり気候変動で北極の様子が変わっていると思うと残念・・・

  • 100

    探検家植村直己の極地訓練の記録。氏は極地での行動力をその地の住民、エスキモーになりきる事で身に付ける。エスキモーにとっては吹雪も、寒さも、寒さの中での準備も行動も、日常のこと。なので、エスキモー植村の描く極地行は他の極地探検記とは違い危険と寒さにそれを苦にする描写がほとんどなく、旅行記のようだ。

  • あじ

    植村直己─消息を絶っている冒険家。背表紙に手を掛ける直前、空をさ迷う私の足掻き。角幡唯介/著「アグルーカの行方」をトラウマにする私が、七年ぶりとなる極寒読書を敢行した。南極大陸を犬橇で横断する夢を引っ提げ、単身北極に渡った植村さん。驚くべきエスキモーの文化を目の当たりにしつつ、持ち前の柔軟性と吸水性で彼らの“感覚”を会得していく様が、実に生々しく魅惑的だ。乱氷、薄氷、飢え、犬を喰らうか生かすか、生き死にあらくれ、これ名著。巻末解説にただ、ただ、、瞑る

  • 金吾

    ○日本の冒険王のバイタリティーに圧倒されます。周到な準備と挑戦も然ることながら、外国人がいないエスキモーの村に同化しながら生活をしていくところが凄いと思いました。後半の犬橇の旅は面白かったです。

  • にゃも

    お盆のような太陽が昇るでもなく沈むでもなく横に転がっていくという異世界のような景色の中に佇む植村氏を想像すると、胸が締め付けられるような思いがする。そり犬とマッシャーの関係性について知りたくて手に取ったのだが、冒頭から面白く、引きこまれた。初版は1977年、かなり前の本ではあるが植村氏の文章は生き生きとして全く色褪せることはない。犬好きとしては辛いシーンもあるが、それは現代の日本で暮らす犬とは存在のあり様が違っているまでのことと、思うしかない。

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