Product Details
ISBN 10 : 476847991X
Content Description
「結婚」とは何か、婚姻制度は必要か否か、改革は可能か。性愛関係を問わず、異性か同性かを問わず、2人かそれ以上かを問わない「結婚」はあり得るのか。婚姻制度は、国が法的・経済的・社会的手当を配分する制度である。米国のフェミニスト哲学者エリザベス・ブレイクはその著書『最小の結婚』で、「結婚」によってもたらされる公的支援は全ての人にアクセス可能でなければならないとして、ケア関係を柱とする「最小結婚」を提唱した。本書はブレイク『最小の結婚』をもとに、7人の執筆者が「結婚」について哲学的・政治学的・社会学的に考察した、刺激的な論集である。家族のあり方にかかわる結婚は特定の宗教や「伝統」の理想型から自由になれるのか。「結婚」を考える全ての人のための一冊。
目次 : 第1章 「結婚」に求めるものは「人それぞれ」―『最小の結婚』の主要論点/ 第2章 結婚式のデモクラシー―限りあるなかでの平等を求めて/ 第3章 一夫一婦制を超えて/のなかで生きる―米国ポリアモリーの現在/ 第4章 「結婚」はどこまでも必要なのか?―ケア関係からの照射/ 第5章 結婚よ、さようなら/ 第6章 婚姻制度の廃止か、改革か?―パートナー関係への国家介入について/ 第7章 性愛規範を超えて―最小結婚と非性愛的ケア(親密性)関係
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カモメ
読了日:2022/12/15
ちら
読了日:2023/03/05
綿
読了日:2025/07/30
モナカレェ
読了日:2023/06/08
読書家さんワタルサン
読了日:2025/02/18
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