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利用者と提供者の視点で学ぶ保険の教科書

植村信保

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784502382710
ISBN 10 : 450238271X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ保険が必要なのか。保険会社はどうやってリスクを引き受けているのか。保険のしくみだけでなく、産業全体を理解する。

目次 : 第1部 需要者から見た保険(リスクと保険/ 保険のしくみ/ 保険の歴史/ 損害保険/ ヒトに関する保険と企業向けの保険/ 保険と関わりが深い諸制度/ 保険契約者の保護)/ 第2部 供給者から見た保険(保険産業の担い手/ 保険リスクの引き受け/ 保険会社の収益・リスク構造/ 保険の流通市場/ 保険産業に対する規制/ 経営破綻を防ぐには/ 技術革新と保険産業の未来)

【著者紹介】
植村信保 : 福岡大学商学部教授。キャピタスコンサルティング・マネージングディレクター(非常勤)。安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)、格付投資情報センター、金融庁(任期付職員)、キャピタスコンサルティングを経て、2020年から福岡大学で「保険論」「リスクマネジメント論」を担当。専門は保険会社のリスク管理、健全性規制など。2008年に博士号を取得(早稲田大学・学術)。日本証券アナリスト協会検定委員、日本アクチュアリー会・ERM委員会アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • AppleSugar

    たまにこういう業界の本を読んで勉強。網羅的に保険の歴史、関連法、ビジネスモデル、ITなどを一望できる。それでいて内容は薄くないし、小難しい部分も平易に書かれているわかりやすい。一番の白眉は破綻した3社の解説。 この著者の破綻した保険会社について書かれた著書も読みたくなった。

  • 水煮丸

    タイトル通り利用者側と提供者側の両面から、保険について解説している本。利用者側といっても、よくある「保険の選び方」のような内容ではなく、様々な保険の種類や仕組みの解説、提供者側の方は保険会社の経営や規制などについての解説となっている。平易な文章で読みやすく、保険の入門書として役立つ一冊だと思う。

  • お抹茶

    自賠責保険にしか入っていない自動車は12%。保険会社が作成するディスクロージャー誌を見れば,契約動向や収支状況などが載っていて,有価証券報告書を作成していない多くの保険解消の経営内容を分析することが可能になる。生命保険会社では1990年代までの高い予定利率の終身保険が残っていて,低金利時代の経営環境は厳しい。

  • rubeee

    保険商品の仕組みや保険会社のやっていることをざっくり知りたくて流し読みした。共済との違い、保険業法による制約、リスクの考え方、保険会社どうしの保険契約(再保険)、ディスクロージャー誌で保険会社の経営内容を把握できること、などを知ることができた。過去の保険会社の経営破綻の事例などにも触れていた。その他も体系的に仕組み・考え方がまとめられていたので、しっかり勉強したいときに対象の項目を読み直すとよさそう。

  • key-channel

    大学生の「保険学入門」的な位置づけとして書かれているのだが、タイトルにもあるとおり「利用者」から見た保険と「提供者」から見た保険について書かれていて、どちらの立場からしても非常に読みやすい。学術チックにならず、わりと実務・規制側に立って書かれているところがそうさせているのだろう。保険業界に興味ある人はまず読んでもらいたい。

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