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ISBN 10 : 4326303336
Content Description
ロシアによるウクライナ侵攻は、「自由で開かれた国際秩序」を根底から揺り動かし、国際政治にさらなる分断をもたらした。そしてそれは、中国の専制主義と台湾併合への野心をいっそう強いものにするかもしれない。このような専制国家の脅威がもたらしている国際政治の変動とはどのようなものなのか?日本はそれにどう対応すべきなのか?外交・安全保障に関する問題を広く取り上げ、国際社会と日本の針路を見定める。
目次 : 第1章 日本外交にみる三つのアイデンティティ(植木安弘)/ 第2章 日本の安全保障政策と日米同盟の課題(〓地秀士)/ 第3章 国家安全保障会議「司令塔」機能の政治力学(都築正泰)/ 第4章 科学技術の管理と経済安全保障の争点―対立軸はどのようにつくられてきたか(齊藤/孝祐)/ 第5章 「自由で開かれたインド太平洋」構想の基底―先進民主国の成長戦略と自由民主的地域連携(樋渡展洋)/ 第6章 経済の長期停滞と日本の安全保障―国際金融センター構想の意義(樋渡由美)/ 第7章 分断のなかの人権外交(尾〓久仁子)/ 第8章 自由主義の限界と部族主義の逆襲―分断される世界と日本の選択(安野正士)
【著者紹介】
植木安弘 : 上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授、同国際関係研究所副所長。コロンビア大学大学院政治学科博士課程修了、Ph.D.(国際関係論)取得。専門は国際関係論、国連研究。国連本部事務局に長年勤務、元国連広報官
安野正士 : 上智大学国際教養学部教授、同国際関係研究所長。カリフォルニア大学バークレー校政治学科博士課程修了、Ph.D.(政治学)取得。専門は国際政治学、ナショナリズム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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