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森鴎外全集 1

森鴎外

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480029218
ISBN 10 : 4480029214
Format
Books
Publisher
Release Date
June/1995
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    有名な作品がおさめられていました。『舞姫』は何度も読んでいますが、久々に読み、エリスの一言が刺さります。鴎外の作品は敷居が高く感じてしまいますが、読んでみるとそうでもないのですね。

  • こうすけ

    森鴎外全集その1。舞姫をはじめ、初期の私小説系の作品を多く収録。ドイツ三部作やセクスアリスは既読なのでそれ以外を読む。半日、魔睡、鶏、金毘羅が良かった。鴎外自身がモデルと見られる、堅物で官僚的な主人公が、狡猾な市井の人々や感情的な妻に翻弄される話が面白い。金毘羅は、百日咳で赤ちゃんを亡くす、実話に基づいた話。今に比べて乳幼児の死亡率は高かったと思うが、その喪失感や悲哀がこれほど丁寧に描かれている小説は初めて読んだ。同じくらいの娘がいるのでとても苦しかった。鴎外全集はもう少し読み続けたい。

  • たつや

    金井しずかは鴎外の諱ということだが、セクスアリスは初読ですが、どちらかというと、哲学的なエッセイという印象を受けました。漱石の吾輩は猫であるが出てきたり、明治の文化が小説のあちこちに散りばめられているので、タイムスリップした気がして、難しいこと、理解できないこともありますが、雰囲気は楽しめました。

  • 澤水月

    実生活反映しているように読ませる「半日」(全集収載を妻が拒否するエグさ)、妻が姑を罵りまくる。これが小説ほぼ20年休止後復帰で言文一致! 漫画「坊ちゃんの時代」2で気づいたが「舞姫」は踊り子(字義だけの役割でない)なんだなぁ…スキャンダラスな作で目を惹くの割と繰り返すと、表題2作などでこの巻見えてくる。子を病で亡くす痛切な「金毘羅」など。言文一致時の読みやすさに唸る。擬古文や擬戯作の「うたかたの記」「そめちがへ」は深く感じ入り別途メモ。読了3/29

  • ヤベ

    漢籍も西欧言語も全日本人にとってエキゾチックなものに違いないから、それらの知識がふんだんに盛り込まれた舞姫やうたかたの記は、読者は難しいことを考えるより、流麗な文体とファンタジーやロマン的な雰囲気を通じて、異文化への憧憬を楽しむのをメインに読むほうが案外正しいかもしれない。

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