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世界を信じるためのメソッド ぼくらの時代のメディア・リテラシー よりみちパン!セ

森達也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784652078211
ISBN 10 : 4652078218
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan

Product Description

メディアと情報の洪水のなかで、ぼくらはなにを疑い、なにをどう信じ、考えていったらいいんだろう? いま子どもたちに、若い人たちに、そしてわれわれ大人にとって切実に必要で、もっともビビッドなメディア・リテラシー。

Content Description

目次 : 第1章 メディアは人だ。だから間違える。(連想ゲームをしよう/ イメージって、どう作られる? ほか)/ 第2章 メディア・リテラシー、誰のために必要なの?(メディアへの接しかた/ 「何となく」の副作用 ほか)/ 第3章 キミが知らない、メディアの仕組み(僕がクビになった理由/ トップ・ニュースは何か? ほか)/ 第4章 真実はひとつじゃない(世界をアレンジする方法/ メディアは最初から嘘だ ほか)

【著者紹介】
森達也 : 1956年広島生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。98年、自主制作ドキュメンタリー映画『A』を発表、ベルリン映画祭に正式招待される。また、その続編『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭にて審査員特別賞、市民賞をダブル受賞し、大きな評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    図書館本。 世界を信じるか信じないかはあなた次第です(ただし価値基準はメディアに握られている) 当たり前だけどテレビって相当新しいメディアなのですね。庶民にも情報がいきわたるのはいいことですが弊害もあるようです。著者の別の本にも書いてありましたが庶民大衆は「自分は特別だ」「他者を差別したい」という欲求が強いですから、お上やメディアが「我々は攻撃されている」と言われればすぐに自主的に戦争協力しちゃいますね。

  • ちさと

    全うに生きたいという森さんの心性が伝わる1冊。メディアが間違える構造を知り、メディアを批判的に読み解く必要性を訴えます。営利を求めるメディア企業は批判しようがない。だから現場力の持ったジャーナリズムの個の論理が企業と摩擦しながら活かされなければいけない。だけど集団化しやすい日本では、ひたすら営利に回収されていると感じますね。「メディアは嘘をつく」を表面的な事だけでなく、誰もが納得できる解説付で教えてくれました。

  • seacalf

    常々考えていた個人的な疑問、「どこまでこの情報を信じていいのか?」にわかりやすい文章で、ヒントをたくさん提示してくれている本。けっきょくのところ、答えは自分自身で導き出すしかないのだけれど、メディアそもそもの成り立ちと仕組み、作り手の思惑がどう影響しているのかまで紹介してくれているので、テレビや他のメディアに対してだけではなく、今後、物事を捉えていく為の心構えとリテラシーを再確認できる。 「真実は、いつもひとつ!」じゃないわけよね。

  • かおりんご

    児童書。メディアだけじゃなく、学校教育だって、一面しか教えていないと思ったり。やっぱり、自分で色んな文献にあたって、自分の目で見て考えるのが一番です。

  • ヨッフム

    サリン事件の河野義行さんの誤認逮捕や、湾岸戦争時に使われたアメリカ議会のプロパガンダなどを引き合いに、メディアによって誤った情報が編集され、視聴者の元に届けられる仕組みを解説。ソースをニュースにしていく過程で失われるものは、情報の「分かりやすさ」と等価交換、というのは、メディア側の問題だけでなく、視聴者の知性が問われる話でもあります。ただメディアには危険性と同じくらい可能性も秘めているんだよ、というお話もあり、報道現場出身の森さんだからこそ語れる、メディア批判の枠に収まらない好著でした。

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