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ISBN 10 : 4043625030
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地下鉄サリン事件から11年、9.11から5年。イラク戦争から3年…。過剰な善意や偏ったヒューマニズムが蔓延する中、いま僕たちはかつてないスケールの麻痺を抱えて生きている。一方テロへの不安から社会は異質の者への憎悪を加速し、管理統制下の道を辿り続ける。この現実を前に僕らは「一人称の主語」で思考しているか。他者へ想像力を馳せているか。いま最も信頼できるドキュメンタリー作家が煩悶しながら問いかける、まっとうな「日常感覚」評論集。
目次 : 世界は今、僕らの同意のもとにある。(作られる聖域/ 戦争は嫌だという「感情」 ほか)/ いつになったら、日本は大人になるんだろう。(タマちゃんを食べる会/ で、何だったんだろう、あの牛丼騒ぎって。 ほか)/ メディアは、どこまで無自覚に報道し続けるのだろう。(メディア訴訟は黒星続き/ 消された四分間 ほか)/ 二十一世紀のメディアを生きる人々(戦場のフォトグラファー/ 精神科救急研修医 ほか)
【著者紹介】
森達也 : 1956年生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く制作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たまきら
読了日:2015/11/30
MJ
読了日:2022/11/25
猫丸
読了日:2022/07/14
テツ
読了日:2016/06/26
白義
読了日:2011/11/18
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