大腸がん手術後の100日レシピ 退院後の食事プラン

大腸がんの手術後の不安を解消。帰宅したその日から１００日間を４つの期間に分けて、食生活をアドバイス。下痢や頻便、便秘、腸閉塞などのトラブル予防のヒントが満載。入院中も退院後も役に立つ１冊。

【著者紹介】
森谷〓皓 : 独立行政法人国立がん研究センター中央病院下部消化管外科長、医学博士。岡山大学医学部卒業。日本大学医学部客員教授、オランダ・ライデン大学客員教授（１９９４〜１９９５年）、ＪＣＯＧ大腸がん外科グループ代表、日本消化器外科学会評議員、大腸肛門病学会評議員を務める。オランダ外科学会金賞受賞。得意診療は、あらゆるステージの大腸がん、中でも進行直腸がんと再発がんの外科治療。ＱＯＬを考慮した根治性の高い手術を行なうために腫瘍内科医、放射線治療医、内視鏡治療医とのきめ細かい連携のもと治療方針を立て、難治がんである局所再発がん、肝転移などの遠隔転移例に対しても積極的外科治療を行なっている

桑原節子 : 独立行政法人国立がん研究センター中央病院栄養管理室長、管理栄養士。女子栄養大学栄養学部実践栄養学科卒業。国立佐倉病院をはじめ、国立横浜病院栄養管理室長などの栄養管理室長を歴任し、２００３年国立がんセンター中央病院（現国立がん研究センター中央病院）栄養管理室長に就任。２００７〜２０１０年、厚生労働省医政局政策医療課栄養専門官併任。また、全国がん栄養管理研究会会長や全国国立病院管理栄養士協議会副会長、全国国立高度専門医療センター栄養管理室長協議会会長なども務める

重野佐和子 : 料理研究家、菓子店店主。フランス料理研究家・上野万梨子氏のアシスタントを経て渡仏、ル・コルドン・ブルー、エコール・ド・ルノートルで学び帰国後、横浜にフランス料理とお菓子の教室を開講、同時にフリーの料理研究家となる。自身の大腸がん手術を機に、ヘルシー料理の研究を始め、術後の食事レシピやエッセイを雑誌や書籍、新聞に執筆している。２００８年にはヘルシースイーツ専門店「焼き菓子のアトリエＣａｆ´ｅ　Ｒｉｃｏ」をオープン（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）