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紋章学入門 ちくま学芸文庫

森護

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480511362
ISBN 10 : 4480511369
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
森護 ,  

Content Description

この一冊で、紋章の見分け方と歴史がわかる。紋章が楯に描かれたのはなぜか。どうして色が制限されるのか。ニュートンやシェイクスピアらはどんな紋章を使ったか…。十字軍遠征と馬上槍試合をきっかけに爆発的に全ヨーロッパへと伝わった紋章。その数は150万種を超え、ライオン、鷲、クロスから、下着、妖怪、科学記号まで多種多様な図形を描く。その成り立ちとルールがわかれば、ヨーロッパの歴史と文化がより深く理解できるだろう。西洋紋章学を日本に紹介した第一人者が書いた、基礎から学べて謎解きのように面白い紋章学入門書。貴重な資料から、カラー含む図版約300点を収録。

目次 : 紋章とは/ 紋章の起原/ 紋章の構成/ 楯/ フィールドの分割―分割図形/ オーディナリーズ/ チャージ/ ディファレンシング/ マーシャリング/ 現行のマーシャリング〔ほか〕

【著者紹介】
森護 : 1923‐2000年。奈良県出身、早稲田大学商学部卒、同年NHK入社。政治部記者、神戸放送局放送部長、国際局報道主管等を経て、1980年定年退職。西洋紋章学や英国王室史に関する著書を多数出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 六点

    西洋紋章学を日本に紹介した、斯界の第一人者の名著。この一冊で紋章の見分け方が分かるとあるが、著者はイングランドを中心に紹介している為、大陸側の事情は全くわからない。この本をもってしても、一部の事情しか分かりかねぬ。紋章学の巨大な知識体系の表面をそっと撫でさすって見ただけで浅学の分際には充分な打撃を与える一冊。

  • Copper Kettle

    たぶんヨーロッパの歴史と切っても切れない関係にあるのが「紋章」のような気がすると思って、別に「勉強」しているわけでもないものの好奇心から本書を手にしましたが、イラストも豊富で大変参考になりました。紋章にまつわるいろいろな専門用語は覚えるのが難しいけれど、別に専門家になりたいわけでもないので、それほど真剣に覚えようとはせず軽い気持ちで読み進めるのが良いような。そしてやはり紋章を通じて歴史を知ることができたし、ずっと「プランタジニット王家」って変わった名前だなあと思っていたところ由来も分かってスッキリです。

  • あんどう れおん

    はっきり分かっているだけでも千年以上の時間をかけて発展してきた文化のあらましです。圧倒されるほどの情報量ですが、ひとまず通読することはできました。いろいろな要素において考察をほどほどのところで切り上げ次の話題を展開する、著者の見事なバランス感覚に救われたような気がします。

  • sonata

    西洋の紋章に興味をもち、これまでに何度か独力で調べてみたものの、結局わけがわからないと挫折を繰り返していた。この本を読んで、ようやく分かった。そりゃ挫折もするわ!日本の家紋とは似て非なるもの。盾の形から、分割、配色、さらには父から子への継承でも厳格で複雑で混沌とした決まりがある。それらを初学者向けに、可能な限りわかりやすく説明してくれているありがたい本。でも用語は覚えきれないよ。。

  • kuroma831

    西欧の紋章の制度、構成、意匠の入門だが情報量が多くてお腹いっぱい。紋章学という学問が数百年成立しているのも納得。紋章は日本の家紋と似ているが、都市や組織、役職でも紋章を持つ。元々は盾の飾りで個人を識別するものだったことから、家系を表すものでありながら親子では違うものを使うということで微細な違いが多く、数十万ある紋章はダブりが無いように紋章院に申請・登録して管理されたというのも凄い。

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