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ISBN 10 : 4167921200
Content Description
父・鴎外に愛されて育った森茉莉は、豊かな想像力と鋭い批評性を兼ね備えたエッセイを数多く生み出した。一方、清純な作風で人気を博した少女小説の大家・吉屋信子は、抜群の観察眼で当時の文壇の様子を鮮明に浮かび上がらせる。対照的な二人の随筆の中から、小池真理子が「精選」した珠玉の一冊。
目次 : 森茉莉(幼い日々/ 好きなもの/ 三つの嗜好品/ エロティシズムと魔と薔薇/ 最後の晩餐 ほか)/ 吉屋信子(逞しき童女(岡本かの子と私)/ 純徳院芙蓉清美大姉(林芙美子と私)/ 與謝野晶子/ 底のぬけた柄杓(尾崎放哉)/ 本郷森川町/ 宇野千代言行録/ 馬と私/ 廿一年前)
【著者紹介】
森茉莉 : 1903(明治36)年、東京生まれ。森鴎外の長女。19年に結婚、22年に渡欧し、ロンドンで鴎外の死を知る。57年に『父の帽子』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。87年、逝去
吉屋信子 : 1896(明治29)年、新潟生まれ。女学校在学中から少女雑誌に短歌などを投稿。卒業後に上京し、1916年に「少女画報」に「花物語」を発表し、注目を集める。73年、逝去
小池真理子 : 1952(昭和27)年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年、「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。96年『恋』で第114回直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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鯖
読了日:2025/10/09
真琴
読了日:2024/03/13
ぴちか
読了日:2023/11/04
どら猫さとっち
読了日:2024/06/08
ささ
読了日:2025/03/01
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