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ISBN 10 : 4409340522
Content Description
生命分析、身体論、リラクセイション法、外傷論など、精神分析の辺域への探求をたゆまず続けたフェレンツィ。その理論と実践は、昨今益々注目をあびている。フロイト、ユング、ランク、グロデック、サリヴァンなどとの交流、国際精神分析学会の黎明期を情熱的に牽引した活動、独自の理論と技法の模索と発展といったフェレンツィの歩みはどのようなものだったのか。革命に燃えた父と厳格な母のもとで育ち、複雑な女性関係をもったフェレンツィの生涯を、ヨーロッパ大陸とアメリカ大陸にまたがりつつ、その時代背景とともに、浮き彫りにする。
目次 : 第1章 ブダペスト一九三二―『臨床日記』/ 第2章 ウィーン一九〇八―ベルクガッセ/ 第3章 アメリカ一九〇九―キングメイカー、スタンレー・ホール/ 第4章 ブダペスト一九一八―戦争神経症/ 第5章 バーデン・バーデン一九二一―クリスマスの手紙/ 第6章 アメリカ一九二六―新世界/ 第7章 ヴィースバーデン一九三二―言葉の混乱/ 第8章 ブダペスト一九三三―最後の日々
【著者紹介】
森茂起 : 1955年生まれ。京都大学教育学部大学院博士課程修了。博士(教育学)。甲南大学文学部人間科学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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