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日本語をみがく小辞典 角川ソフィア文庫

森田良行

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044005153
ISBN 10 : 404400515X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan

Content Description

日本語には、様々な言い換えや、微妙にニュアンスの違う表現が豊かに存在する。普段使う言葉から、辞書でしか見たことがない言葉まで。語彙を自由に使いこなすため、頭の片隅にある言葉を棚卸しし、いつでも取り出せるように整理する日本語学の名著復刊!

目次 : 名詞篇(人間・社会/ 身体・感覚/ 天地・自然/ 時間・位置/ 思考・人生)/ 動詞篇(知覚・判断/ 生活/ 心情・感情/ 行為/ 自然/ 移動/ 人為/ 終末)/ 形容詞・副詞篇(判断/ 人間性/ 心情/ 社会性/ 五感/ 属性/ 度合い/ 判定)

【著者紹介】
森田良行 : 1930年、東京生まれ。日本語学者。博士(文学)。早稲田大学名誉教授。在職中は早稲田大学日本語研究教育センター所長などを兼任し、特に、外国人留学生および日本人学生への日本語教育・研究・指導に従事した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tamami

    いわゆるトイレ本にしていたので、読了するのに半年?ほどかかってしまった。本書の成立事情に、『日本語をみがく小辞典』の「名詞篇」「動詞篇」「形容詞・副詞篇」の3冊を合わせて再編集したものとあり、日本語として使われる言葉を類語的なかたまりごとに、それぞれの語の使われ方や微妙な違いについて述べる。普段見知った言葉ばかりでなく、古典文学の中でしかお目にかかれない言葉も多く拾われ、言葉の意味の変遷にも記述が及ぶなど、語彙の幅を広げ、語感を磨くにはもってこいだと思う。SNS全盛の現在、本書で取り上げられているような→

  • 山のトンネル

    2回目。日本語をテーマにしたエッセイ集。名詞、動詞、形容詞・副詞を切り口に日本語解釈の幅を広げてくれる国語の先生の雑談という感覚。『形容詞を使わない 大人の文章表現力』と合わせて読むと学びが深まる。

  • あんどう れおん

    「小辞典」の名にふさわしい、達意の日本語論。言葉あそびも頻出する、緩急自在の楽しい一冊です。底本は87年から89年にかけて刊行された同名の講談社現代新書で、文中に散見される「近頃」「今日(こんにち)」といった表記には注意を要するものの、その辺りを些事だと思えるほどに有意義な言葉選びの指南書だと感じました。

  • かっさん

    日本語をみがく小辞典 #読了 日本語の色んな言葉をとりあげて、それぞれの言葉ごとに、その周辺の言葉の使い方や似たような意味、反対の意味の微妙な使い分け、言葉の背景などについて解説していく。シャワーのように色んな種類の言葉を浴びて、結果、日本語の解像度が上がった気がする。

  • めめ

    言葉に対する考察・エッセイ。小さな文章が膨大な分量あって、一冊読み終えるのに時間はかかるけど、とても読みやすい。「手紙は昔たまずさ玉章といった。玉梓の略」など、情緒ある綺麗な古語など、知らない言葉がたくさん紹介されていてとても面白かった。「遊ぶとは本来、現実からの解放であって善なるものだ」「日本語は太古、色そのものを示す言葉がなかった。赤黒白青は、あかし明かし、くらし暗し、しるし顕し、あおし漠し」など。芭蕉や啄木、短歌や俳句などの引用の多かった中に、吉屋信子の文章があったのが印象的だった。面白かったです。

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