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フィレンツェ・ルネサンス55の至宝

森田義之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106021527
ISBN 10 : 4106021528
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

花の都フィレンツェは、幾たび訪れても、どれだけ歩いても、飽きることがない。何気ない石材から屋根瓦まで、この小さな街は美しい歓びに満ち溢れている。本書では、なかでも必見の55点を精選して紹介する。

【著者紹介】
森田義之 : 1948年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、同大学院美術研究科修了。1976〜81年イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学及びローマ大学に留学。ヴェネツィア大学講師、東京藝術大学助手、茨城大学教授を経て、愛知県立芸術大学教授。イタリア美術史・都市史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nat

    図書館本。一昨年の夏訪れたフィレンツェを懐かしく思い出しながら、フィレンツェの魅力を味わいました。前回行った時は折角フィレンツェカードを購入したのに、活用しきれなかったかも。勉強不足と夏の暑さに負けて、見なかったものが多かったなあという後悔が。シニョリーア広場も不思議な広場だなと思いながら何回も通過しましたが、帰ってから広場がどういう場所だったのかと知りました。世界は今はコロナ感染で大変なことになっていますが、収束したら是非この本を持って訪れたいです。

  • こぽぞう☆

    図書館本。フィレンツェ、イタリアツアーに参加した時、体調不良(とゆーか、ヴェネツィアに重点置いてたからかな)でほとんど観てない。直径2.5km。歩いてみたいな。絵画作品は割と観る機会もあるが、彫刻や建築観たい。ダヴィデシリーズだけでも楽しめそうだ。有名なミケランジェロのダヴィデの憤怒の表情、ヴェロッキオのレオナルドがモデルと言われるダヴィデ。。

  • chang_ume

    おもしろかった。経験豊かな美術史家は、このような直感を対象から得ているのかなと思った。とりわけ「8章 男色都市の巨匠たち」が興味深い。同性愛を中心とした性愛文化で見ると、たとえばミケランジェロの女性像はたしかに乳房を備えた男性像のようだ。汎女性化(ボッティチェリ)・中性化(レオナルド)・汎男性化(ミケランジェロ)の表現を、セクシュアリティから読み解く視点。そしてドナテッロ作《ダヴィデ》(バルジェロ国立美術館蔵)の「お尻」は、こんなにも官能的だったのかと。たるんと垂れたお尻に迫る鳥の羽。たしかにエロい。

  • ゆめどら

    フィレンツェでの至福の時間をこれで反芻。

  • Toshi

    非常にコンパクトにまとまっていて、旅行前に予備知識を仕入れるには良いかも知れません。やや軽めの語り口が気になる人には気になるかも知れませんね。あまりヘビーでなく、しかし本書より本格的に、系統立ててルネサンス美術を知りたい人には松浦弘明著「イタリア・ルネサンス美術館」もお勧めです(この本はこの本で問題もあるのですが・・)。

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