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ISBN 10 : 4846017842
Content Description
1996年から2005年までロンドンに留学し、ロールズの「正義論」を学んだ著者が、幾多のエピソードを交えつつ、従来政治学や経済学の分野で議論されてきた「正義論」を哲学の視点で解読する。
目次 : 第1章 平等な自由(「自由」の定義/ 「正しいこと」を選ぶ能力/ 社会的基本財)/ 第2章 機会の平等と格差(「平等」の意味/ 公平な機会の平等/ 格差原理/ 格差原理の位置づけ)/ 第3章 正当化のための条件(オリジナル・ポジション/ 人間の「合理性」/ 公平な決定の手続き/ 失点を小さくする選択)/ 第4章 正義を実現する制度(『正義論』との出会い/ 正義にかなった制度の四段階/ 憲法の意義/ 正義にかなった経済制度)/ 第5章 秩序ある社会の安定性(正義の感覚が支える社会/ 道徳心発達の三段階/ 「正しい」と「善い」の合致/ 卓越した正義の感覚)
【著者紹介】
森田浩之 : 東日本国際大学客員教授。1966年生まれ。1991年、慶應義塾大学文学部卒業。1996年、同法学研究科政治学専攻博士課程単位取得。1996年〜1998年、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン哲学部留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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