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続日本後紀 上

森田悌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062920148
ISBN 10 : 406292014X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
森田悌 ,  

Content Description

『日本後紀』に続く正史「六国史」第四。仁明天皇の即位(八三三年)から崩御(八五〇年)までを詳密に綴る。父嵯峨天皇が先鞭をつけた詩文興隆を始めとする王朝文化は一層華やいだものとなる一方、藤原北家が摂関家として権力を掌握してゆく…。平安朝初期繁栄期の理解に不可欠な重要史料の初の現代語訳。本巻は承和八(八四一)年までを描く。

【著者紹介】
森田悌 : 1941年埼玉県生まれ。東京大学文学部国史学科、同法学部公法課程卒業。専攻は日本古代史。文学博士。金沢大学教授・群馬大学教授を経て、群馬大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺

    再々読。初読は2011年、再読は2017年。本書は現代語訳と原文(新字体採用と返り点有)で、某所のレビューで要らないという人がいたが、誰もがネットの原文データを利用できる訳ではないので勝手な言い分だ。しかもそれは返り点がついていないはず。本書は日付も振ってある為に一応これで完結できる事に意義がある。 『日本書紀』『続日本紀』『日本後紀』に続く正史。この頃からお役所のネーミングセンスはうんざりするくらいバツグンだった。仁明天皇の一代記で序にも天皇の言動は一々記したとあり、その際の天皇は清和。→

  • feodor

    上巻では、仁明天皇の即位から承和八年(833-841年)までの記録。空海がちらりと出てきて、おおまだ生きていたのか!と思ったら亡くなった記事が出てきたり、あるいは藤原清河・阿倍仲麿ら在唐時に没した人の記録が列挙されたり、ということはあったけれども、平穏無事な日々が続く。とはいえ、地方政治の乱れだとか、盗賊の横行などはところどころにある。死亡記事は、割と美辞麗句な感じであった。

  • アル

    仁明天皇一代に絞られているだけに、細かい制度改訂や指示の記録や、宴や祈祷・法事の記録など、日常業務的な記述が多い気がする。 しばしば宮中に物怪(もののけ)が現れたり、火山噴火による降灰の記事があったりするのも興味深い。 やはり遣唐使の記述が目に留まる。何度も渡航に失敗し、渡航した遣唐使も帰路はより頑丈な新羅船を用意して帰って来る(それも各船バラバラに漂着している)あたり、当時の渡航の厳しさがうかがえる。 また、桓武天皇関係者の訃報が散見され、一つの時代が完全に終わろうとしている様子も感じられた。

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