Books

日本後紀 上 全現代語訳

森田悌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061597877
ISBN 10 : 4061597876
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
森田悌 ,  

Content Description

六国史は漢文編年体で書かれた勅撰の正史である。『日本書紀』『続日本紀』に続く『日本後紀』では、延暦十一年から天長十年の四十年余が扱われ、平安時代初期、歴史の変革期の面白さが描かれる。残存する十巻分に逸文を加え、復元された原文に、分かりやすい現代語訳を施し、懇切な注を付す。本書は日本歴史の貴重な文献が身近に読める待望の書である。

目次 : 桓武天皇(巻第一(逸文) 延暦十一年正月‐同年十二月/ 巻第二(逸文) 延暦十二年正月‐同十三年六月/ 巻第三(逸文) 延暦十三年七月‐同十四年閏七月/ 巻第四(逸文) 延暦十四年八月‐同十五年六月/ 巻第五 延暦十五年七月‐同十六年三月/ 巻第六(逸文) 延暦十六年四月‐同十七年三月/ 巻第七(逸文) 延暦十七年四月‐同年十二月/ 巻第八 延暦十八年正月‐同年十二月/ 巻第九(逸文) 延暦十九年正月‐同二十年六月/ 巻第十(逸文) 延暦二十年七月‐同二十二年二月/ 巻第十一(逸文) 延暦二十二年三月‐同年十二月/ 巻第十二 延暦二十三年正月‐同二十四年六月/ 巻第十三 延暦二十四年七月‐大同元年五月)

【著者紹介】
森田悌 : 1941年埼玉県生まれ。東京大学文学部国史学科、同法学部公法課程卒業。専攻は日本古代史。文学博士。金沢大学教授を経て、群馬大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • feodor

    六国史の第三。桓武天皇の時代の後半あたりから。六国史、と言ってもなかなか個性が出ているよな、と思うのは重臣薨去記事。政権の中心にいても、藤原継縄(右大臣正二位皇太子傅中衛大将)なんかは「遜り慎み深い態度で自制し、政績ありとの評判はなく才識もなかったが、世の批判を受けることがなかった」とか言われてしまうのだ。この巻では、坂上大宿禰田村麻呂によるアテルイ・モレの降伏、そして藤原緒嗣と菅野真道による「徳政論争」あたりまでが収められている。なかなかおもしろかった。編集の中心にいた藤原緒嗣が青春時代を過ごした時代で

  • miyuki

    六国史の三番目なわけだが、日本書紀や続日本紀と比べると、民の貧困だとか、叙爵や任官などの実務的な記録ばかりで、同じ紀を名乗ってるのにどうしてこんなにも内容が変わるのかなと不思議にも思う。 しかし、この時代が好きな人にはたまらないもので、読み物としてもおもしろい。特にこの講談社学術文庫本は、原文もついていて、気になったところをすぐ参照できるのがいい。ふりがなも適切な塩梅で、訳の中には括弧で簡潔な注がつけてあり、歴史用語や書籍の専門知識がなくても、ある程度読めるようになっている。非常に優れた体裁の本である。

  • アル

    上巻は桓武天皇の治世後半が収録範囲。 平安京への遷都、坂上田村麻呂を起用しての蝦夷征討など、歴史の教科書で見覚えのある展開が続く。 人事や儀式、巡幸・遊猟の淡々とした記述の合間に事件などの記述が入るが、どんな基準で記事を採用したのだろうか。 公卿の死去時に書かれる略歴で、長所短所を併記したり「悪評も好評もなく(紀直人)」などと書いたりしているのがちょっと面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items