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戦時哲学における国家と宗教 田辺元・南原繁・三木清を中心に

森田伸子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798919324
ISBN 10 : 4798919322
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦時下において、人は、いかに思考するか。
 本書は、マキャヴェッリからヘーゲル、マルクスに至る西欧近代政治思想に一貫してつらぬかれている戦争の哲学を参照枠としつつ、日本の代表的な哲学者、田辺元、南原繁、三木清、そして彼らの子どもの世代にあたる無名の一国学徒稲垣武一を取りあげ、彼らが戦争する国家の中で、国家に内在しつつ、国家を超えるものを求め続けた、その葛藤と苦悩に満ちた思考の軌跡をたどり直す。
 敗戦の年に生まれ、「戦後文化」の中で生きてきた著者が、戦時の思考に丹念に分け入ることを通して、今なお続く戦争の時代における新しい戦争と平和の哲学の可能性を探る一冊。

【著者紹介】
森田伸子 : 1945年 中国に生まれる。お茶の水女子大学文教育学部を経て、1971年東京大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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