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這い寄る混沌 新訳クトゥルー神話コレクション 3 星海社fictions

森瀬繚

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065141977
ISBN 10 : 4065141974
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

怪奇小説作家H・P・ラヴクラフトが創始し、人類史以前に地球へと飛来した邪神たちが齎す根源的な恐怖を描いた架空の神話大系“クトゥルー神話”。その新訳コレクション第3集となる本書では、古代エジプトの影の中より現れた不吉な興行師の脅威を描く「ナイアルラトホテプ」、その異名を冠する表題作「這い寄る混沌」をはじめ、平原に蠢く蛇神の恐怖にまつわる「イグの呪い」、邪神像の犇めく館で異形の神への礼拝が響く「蝋人形館の恐怖」、そして異端教派“星の智慧派”に深入りしてしまった怪奇作家の運命を描く「闇の跳梁者」と、ラヴクラフト自身が手がけた“原神話”から、彼の悪夢と筆から生まれた神々を巡る10篇を収録。

【著者紹介】
H・P・ラヴクラフト : 1890年、アメリカ・ロードアイランド州に生まれる。怪奇小説専門誌“ウィアード・テールズ”で活躍するも、作家としては不遇のうちに1937年に死没。彼の作品を母胎とし、架空の固有名詞を共有して紡がれる架空の神話大系・クトゥルー神話は、同時代、そして後世の作家の手で書き繋がれ、現在に至るまでその影響力を拡大し続けている

森瀬繚 : ライター、翻訳家。TVアニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる。クトゥルー神話研究家として数多くの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 花乃雪音

    クトゥルー神話におけるトリックスターであるナイアルラトホテプを軸に10篇を収録。しかし、全編でナイアルラトホテプの活躍を期待すると肩透かしを食らうことになる(収録されている小説の面白さとは別問題)。「ナイアルラトホテプ」「這い寄る混沌」は初期の小説なので後年固まった設定をすでに知っている人には新鮮に見えるかナイアルラトホテプの出番に物足りなさを感じるのか感想を聞きたくなった。

  • ゆう

    HPLが代作した形で世に出た作品が多く収録されている。元作品も収録されているものは、比較もできて面白い。お気に入りは『最後のテスト』と『電気処刑器』。元の作品はいずれも微妙な出来だが、HPLの筆力によって、より完成度が高く、ドラマティックな怪奇小説に生まれ変わっている。むしろ、自分としては、HPLが単独で書いた作品群より好みだったりする。

  • イツキ

    クトゥルー神話の神々が描かれている作品が集められています。やはり神様なのでそこまではっきりと出てくる話はあまり多くないですね、その分ナイアルラトホテプが人間に扮して登場しているインパクトが強いです。また、ラヴクラフトが他の作家の作品に手を加えたものはオリジナルのものも収録されているため読み比べるとラヴクラフトの癖というか特徴が分かって面白いです。

  • スプリント

    イグの呪いや蝋人形館など幼い頃に読んで怖かった作品が多数収録されていました。映画やゲームなどで似たような題材が多く取り入れられているので恐怖感は薄まりましたが、じわじわと真相に近寄っていく展開や、破滅するとわかっていても結末が気になる展開はいつ読んでも秀逸です。

  • Ai

    神話の中でも好きな、ナイアルラトホテップが登場。本作で編まれた短編で見ると、人間の姿を借りて顕現するのがより恐ろしく感じた。

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