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ブリュ-ゲルの「子供の遊戯」 遊びの図像学

森洋子(美術史家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784624710521
ISBN 10 : 4624710525
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1989
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
森洋子 ,  

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    巻頭に1枚の絵が掲げられている。原寸は118×161cm、ウィーン美術史美術館蔵の『子どもの遊戯』だ。製作は1560年。一目でピーテル・ブリューゲルのものであることがわかる絵である。色彩も構図もまがうかたなきブリューゲル。ただ、他の絵と少しだけ違うのは、この絵の中に描かれている250人にも及ぶ人物像のすべてが遊ぶ子どもたちであること。遊戯の種類はなんと91種類に及ぶらしい。らしいというのは、そんなものを克明に数え上げるのは特殊な美術史家くらいであろうから。本書は、まことに頭の下がる労作である。⇒

  • シルク

    ブリューゲルって画家の描いた、「子供の遊戯」って絵画があるでしょう。画面いっぱい、ちっちゃな虫みたいに細々と、色んな遊びしてるこども達が描き込まれている絵。……うん、すんごい細かくて、カマキリとかね。虫の卵見てる時みたいな感じになってきたりもする……って、言ってるそばからゾゾゾゾゾッ(←鳥肌)。本書はそのこども達の遊びをひとつひとつ丹念に取り上げて、何の遊びをしているのかを明らかにした研究。自分の足を掴んで丸くなり、丘から転げ落ちる遊び。道端の大便を棒で突っつく遊び……面白い絵だなアレ、としみじみする本。

  • owl&shepherd

    非研究者が読み通すのは少し辛かったが、『バベルの塔』のブリューゲル本が読みたかった。子どもたちはどんな時代でも遊びで創意工夫を学ぶ。なにせ豚の膀胱が遊び道具になるからね。いろいろな使い道には感心した。今から子育てする親が読むべきかな。

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