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ハレーション

森沢明夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041129838
ISBN 10 : 4041129834
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

離島「子泣き島」で暮らす小学生の拓海は、家の手伝いで釣りに出かけたところ、同級生・涼子の飼い猫が海に転落したのを目撃する。防波堤にいた、親友・風太の父である亮平に助けを求めるも、台風一過の海に飛び込んだ彼は帰らぬ人となってしまう。成長した拓海は島を出て働いていたが、忘れもしない、あの風太と“偶然”にも再会し…。あの日、まぶしいエメラルドグリーンの海で起こった「悲劇」。鮮烈な別れと再会を経て、年に一度の海上運動会が始まる。感涙必至の「絆」の物語。

【著者紹介】
森沢明夫 : 1969年千葉県生まれ。早稲田大学人間科学部卒業。2007年『海を抱いたビー玉 甦ったボンネットバスと少年たちの物語』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんたろー

    南国の離島を舞台にして、幼馴染の拓海・風太・涼子を中心にした青春物語…主に秘密を抱えた拓海視点で、親や妹たちなど気心が知れた人々と心温まる交流を描いている。10年前から「森沢さん応援隊」を名乗っている身としては手放しで褒めたいが、少々物足りなさがあるのが正直なところ。等身大で心優しい人物たちや、ほっと癒される台詞は相変わらず素敵なのだが、物語自体の起伏が弱く感じてしまった。「森沢ワールド」に慣れ過ぎてしまったのだろうか?とは言え、エミリやカッキーなど他作品からの登場も嬉しかったし、安定安心の出来と言える。

  • おしゃべりメガネ

    やはりさすがの安定&安心、森沢さん作品でした。しかも、やっぱり森沢さんは夏、島国を舞台に書かせたら本当に天下一品ですね。主人公は故郷の島国を幼い頃のとある出来事から離れて、今は都会で暮らし、ブラック企業をクビになった「拓海」。そんな彼は幼なじみの「風太」と偶然再会し、事態は思わぬ方向へ。ほっこりとした青春とほんのりした恋愛、ちょっとシリアスな人間ドラマをこんなにもてんこ盛りながら、しっかりとまとめる森沢さんは流石すぎですね。最初から最後までしっかりと純度120%の森沢ワールドを堪能させていただきました。

  • machi☺︎︎゛

    森沢明夫人の本はやっぱり安定で読みやすく大好き。人口少なく島全員が知り合いほどの小さな島、子泣き島で育った拓海と風太と涼子の幼馴染みはある事件をきっかけにその後の人生を大きく変えられる。島を出るもの、残るものそれぞれにとって消化しきれないものを抱えながら大人になる。そんな3人が再会する時、これからの人生も大きく変える事になる。小さな島、夏、海、仲間、これをキーワードに含む話に森沢明夫さん!あれだけ暑くて早く終わってと願った今年の夏が少し恋しく感じた。

  • itica

    離島育ちの小五の拓海の暮らしは、ある事故をきっかけに一変する。大人になり、もう二度と島には戻らないと決め、都会で働く拓海の前に偶然現れた、かつての親友風太。やがて知ることになるお互いの想いと親の秘密。人は皆、抱えているものがあるけれど、良くも悪くもそれぞれが影響し合って生きている。どうせなら周りの人たちと笑顔で暮らしたいよね。森沢作品の最後はやっぱりやさしい。

  • はにこ

    離島の少年拓海。親友の父の死について秘密を持つ。大人になり島を出ていった拓海に訪れた奇跡。こんな過去あったら、やっぱり責任感じるよな。自分は悪くないって分かっててもねぇ。良い友情だねぇ。そして家族も温かい。何気に聖良ちゃんも良い子なのよね。心温まる素敵なお話。他の作品の登場人物もちらっと出てきていたね。

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