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ISBN 10 : 4642014101
Content Description
熊本大学に寄託されている、熊本藩細川家に伝来した四万三〇〇〇点以上の永青文庫資料。特殊な「藩侯の史資料」と、膨大な「藩庁の史料」を、ともに伝存させたという特色を持つ史資料群を、細川家伝来の信長文書、和漢書の蔵書構成などのテーマを立てて、歴史学と文学の両分野から総合的に分析。近世の国制上の基本単位である、大名家の実像を探る。
目次 : 序説 熊本大学寄託永青文庫細川家史資料の構成と歴史的位置/ 和泉上守護細川家ゆかりの文化財と肥後細川家の系譜認識/ 細川家伝来の織田信長発給文書―細川藤孝と明智光秀/ 十九世紀の宿場町を拠点とする地域運営システム―熊本藩の藩庁文書、「覚帳」・「町在」をもとに/ 永青文庫蔵熊本大学寄託和漢書の蔵書構成/ 細川幽斎の蔵書形成について/ 細川重賢の蔵書と学問―漢文資料をめぐって
【著者紹介】
森正人 : 1948年鹿児島県に生まれる。1976年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。現在、熊本大学大学院社会文化科学研究科教授・文学部附属永青文庫研究センター兼務
稲葉継陽 : 1967年栃木県に生まれる。1996年立教大学大学院文学研究科後期課程退学。現在、熊本大学文学部附属永青文庫研究センター教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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