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われ逝くもののごとく

森敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061961135
ISBN 10 : 4061961136
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1991
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イタロー

    ものすごく緻密に計算された構造と方法論の大作。読んでよかった。

  • じゃむ

    長い。とにかく長い。そして文庫本とは思えぬほど重い。腕を痛めつつ3日掛けてなんとか読了。加茂をはじめとする庄内を舞台に、たくさんの人物が悉く「逝ぎる」。その相次ぐ死はさすがに現実離れしている。描かれる庄内の景色/風景は実に詳細で現実性を帯びているのに、その壮絶で悲惨な死は些か不自然である。命ある以上、死は不可避だとしても、人物にこうも悉く死なれてしまうとリアリティーは欠如してしまう。しかし、その現実性の欠如は決して物語の破綻や欠陥ではなく、物語を構成する要素なのかもしれない。「ああ、世は夢か幻か」

  • 夜明けのナッキー

    庄内を舞台に、方言で語られる壮大な人間模様。目を引くのは、いたるところにいる「やっこ」と呼ばれる異形の者たち。彼らは現世とあの世を貫くトリックスターであり、物語を死の予感に包まれた、独特な風土の世界に引き込んでいく。登場人物は、人生という芝居のなかで、滑稽であったり醜悪であったり、あるいは官能的な悲喜劇を演じながらも、みなことごとく逝(す)ぎていく。その逝ぎた者の儚さや虚しさ、怨念が、庄内をかけめぐり、潮風にのって出羽三山の頂に上昇し消えていく。森敦ワールドの真骨頂。

  • とやづ

    「月山」のあとに読むとすごく読みやすい

  • にっつぁん

    圧倒されました。

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