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名字でわかるあなたのルーツ 佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺のヒミツ

森岡浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093798921
ISBN 10 : 4093798923
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan

Content Description

佐藤―左園門府の役人になった藤原氏。鈴木―熊野の神官。語源は「藁塚」。高橋―奈良の「高い橋」に因む朝廷の料理番。田中―日本の原風景を名乗った農民たち。渡辺―水軍で知られる大阪発祥の一族…2500超の名字の謎がいま明かされる!

目次 : 序章 名字のルーツを探る(名字はいつからあるか/ 古代からあるのは氏や姓 ほか)/ 第1章 由来で探るルーツ(地名に由来する名字/ ルーツが1か所の「渡辺」と「佐々木」 ほか)/ 第2章 先祖で探るルーツ(姓を使用している名字/ 武蔵七党の名字 ほか)/ 第3章 分布で探るルーツ(ネット上のランキングの盲点/ 東西の境目 ほか)/ 第4章 ルーツ探しの彼方に(日本人の名字とは/ 名字と漢字の問題 ほか)

【著者紹介】
森岡浩 : 1961年、高知県生まれ。早稲田大学在学中に独学で姓氏研究を始め、文献調査に加えてフィールドワークや統計、実証的手法を用いて多くの発見、成果を生んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tomi

    サブタイトルと装丁だけ見ると代表的な名字を扱ったよくあるハウツー本のようだが、多くの名字の由来のルーツを探る、名字研究の第一人者による結構本格的な本。300位までの名字ランキングや都道府県別のベストテンも掲載されているが、新旧字体や異体字は原則同じで読み方の違いは別に作成されている。以前出た名字ランキングの本では、旧字が別に集計されているのが疑問だった。著者によるとこれは先祖が戸籍にどの字を書いたかの違いで、書き間違いも多く名字のルーツには全く関係がないそうである。

  • たまきら

    夫の名字は日本で2番目に多いんですが、私の旧称は上位300にはいないうえ、母の名字に至っては奄美の小さな島出身の祖父なので、本にも出てこない始末。オタマガッカリ。名前も面白いけれど、どこの国に行っても馴染み、どこの国の博物館にもよく似た復元模型がある原人顔の夫の骨格の由来に興味が尽きない。…ふしぎだなあ。

  • めい

    普段はあまり意識しないけど、名字には色々な奥深い歴史やルーツがあるんですね。 これだけたくさんの名字があるのも日本の大切な文化。 目先の損得に流されて簡単に損なってはいけないものだと思う。

  • smatsu

    軽い感じの装丁に似合わぬ良書。類書では武光誠の『日本の名字』も良い本でしたが、本書も良い。歴史的俯瞰的な日本人の氏、姓、名字にかんする経緯も説明し、個別の名字についても豊富な情報が目配りよく整理されていて素晴らしい。著者のこのテーマへの熱意と研究の深さが読んでいて自然と伝わってくる。長谷川や渡辺のルーツは一つしかないとか、「さいとう」の文字は85種類もあるとか、ネタとしても面白い話がてんこ盛り。普通の本は読み終わったら図書館に寄贈したり中古屋に売ってしまうが、これは本棚にずっと置いておきたい本です。

  • 乱読家 護る会支持!

    学校で習った「江戸時代に武士以外は名字がなく、明治になって急に名字を名乗った」は間違い。「江戸時代には武士以外は名字を名乗ることが出来なかった」が正解で、ほとんどの人は名字を持っていた。 そもそも、武士と農民は同祖であり、室町時代に農民は名字を持っていた。 長谷川のルーツは奈良県桜井の初瀬川。佐々木のルーツは、近江の地名。渡辺は、大阪中之島の「渡しの辺り」。青山、内藤は大名。地形、風景に由来する、山本、山下、山根、山崎、林など。水わまりの地形から、沢田、滝川、泉。鈴木は熊野由来の「稲の乾かし方」

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