Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• hit4papa

  読了日：2020/01/01

  ＵＳＪの業績をV字回復させたマーケターが説く、マーケティングのなんたるかを著したものです。ＵＳＪは行ったことがないので、マーケティングによってどう変化したのかを体感していません。しかしながら、”たった１の考え方”を取り入れるビフォアーとアフターが整理されているので、理解の妨げになることはありません。本書は、マーケティングの知識を持っていても、実践の書として参考になります。ただ、著者の自信満々な書きっぷりが、気になりますか。これぐらいでなければ、企業の中核としてビジネスを牽引できないのかもしれません。

• きみたけ

  読了日：2021/07/24

  先日読んだ「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか？」の著者、USJのCMO森岡毅氏の関連本。特に「マーケター」を目指す人はこの２冊に加え「確立思考の戦略論」もオススメとのこと。商魂逞しいですね。 USJの快進撃の秘密は「マーケティング」を重視する企業になったこと。マーケティングを知らない人に向けて書かれた、マーケティングの根本を理解してもらうための分かりやすい本が世の中になかったことが本書執筆のきっかけだそうです。戦略のカスケード・ダウン(上位の戦略・戦術が下位の目的になる)を覚えました。

• Kawai Hideki

  読了日：2017/02/14

  P&Gで若くしてマーケティングのノウハウを磨き、USJに移ってからハリポタ、ハロウィン、進撃の巨人など数々の人気アトラクションを打ち出すとともに、チケットの値上げも成功させ、V字回復へと導いた立役者による、マーケティング論。目的、戦略、戦術の違いなど、とても基本的な所から分かりやすく説明してくれる一方、USJでの刺激的な適用例がいくつも示されていて面白かった。新しくなったUSJ、それを導いた著者自身の能力の高さ、そして、近日発売予定の本までがしっかり宣伝されていて、さすがは一級のマーケターだなぁと思った。

• ５ よういち

  読了日：2020/02/01

  経営破綻の危機からUSJを立て直した著者のマーケティングの本。◆USJは不祥事によりブランドイメージが低迷し、映画という軸がブレたために集客が低迷したと幹部社員は考えていた。森岡はこれを覆し、『映画のテーマパーク』から、『世界のエンターテイメントを集めたテーマパーク』へブランドイメージを変えた。◆徹底したのは『消費者視点』。造り手が良いと思うものではなく、ゲストが本当に喜ぶものを作る。マーケターが造り手にクチだしできる組織へ。◆戦略なき戦術はNG。目的→戦略→戦術。◆マーケティング・フレームワークの活用

• サンダーバード＠怪しいグルメ探検隊・隊鳥

  読了日：2017/03/24

  奇跡的に復活したUSJの元CMOのマーケティング入門書。マーケティングとは何か？高校生の娘さんにわかるように書いたというだけあって平易でわかりやすい。「営業は物の売ることでマーケティングは物を売れるようにすること」「一番大切なのは消費者目線」、実にシンプルだ。「目的、戦略、戦術の順に物事を考える」などの考え方。目新しい事実は無いけれども、頭にすっと入ってくる。本格的な教科書を買ったものの難しくて挫折した私のような人間にはぴったりでした。もうちょい専門書を読んでみようかなという気になります。★★★★

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