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ISBN 10 : 4791775414
Content Description
「生まれてこないほうが良かった」と言われたとき、あなたは何を語ることができるだろうか。反出生主義はほんとうに自殺を導かないのか?加害者であることは引き受けられるのか?日本語で哲学することは可能か?対話によって開かれる哲学とはどういうものか?―気鋭の論者とともに、生きることの深淵を覗き込む。現代における重要テーマをめぐって重ねてきた言葉たちを結晶化した対談集。
目次 : 第1章 生きることの意味を問う哲学×戸谷洋志(反出生主義とは何か/ 「生まれてこないほうが良かったのか」という問いの意味/ 生まれてくることは誰にとって良い/悪いのか/ 出生の肯定/否定を超えて―絶滅のまえに)/ 第2章 “血塗られた”場所からの言葉と思考×小松原織香(被害者と加害者―それぞれの生のリアリティ/ 赦しをめぐる(結論のない)問い/ 「単独者」としての加害者―石原吉郎を読む/ 学術と「私」のはざまで)/ 第3章 日本的なるものを超えた未来の哲学×山口尚(大森哲学との出会い/ 見透し線のその先/ ロボットの意識とことだま論/ 自由意志と重ね描き
【著者紹介】
森岡正博 : 1958年高知県生まれ。東京大学助手、国際日本文化研究センター助手、大阪府立大学現代システム科学域教授を経て、早稲田大学人間科学部教授。哲学、倫理学、生命学を中心に、学術書からエッセイまで幅広い執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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