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沖縄山原 / 統治と抵抗 戦後北部東海岸をめぐる軍政・開発・社会運動

森啓輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779515064
ISBN 10 : 4779515068
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
森啓輔 ,  

Content Description

なぜ、自然豊かな山原に基地が作られたのか。それに人びとはどのように抗ってきたのか。森林利用や軍事基地化といった地域の開発・占領史と、国頭村伊部岳闘争、高江ヘリパッド建設反対運動といった反基地運動の生起と展開を、歴史的資料とフィールドワークに基づき丁寧に記述する。

目次 : 研究対象と方法/ 第1部 北部東海岸における軍政と開発史(沖縄戦後社会変動と「運動の波」論再考/ 北部東海岸の軍事基地によるエンクロージャーと地域開発/ 北部東海岸森林地域の軍事統治と林業の衰退/ 国頭村伊部岳闘争と日本「復帰」―人々の生と統治の環境主義の相克/ 北部東海岸の占領の継続と開発)/ 第2部 高江のヘリパッド建設問題と社会運動(問題の浮上と米軍再編―一九九五〜二〇〇七年/ 組織化する座り込み・裁判闘争・国家の人種主義―二〇〇八〜二〇一二年/ 座り込みとメディア―二〇一四〜二〇一六年)/ 占領と開発の果てに

【著者紹介】
森啓輔 : 専修大学経済学部教員。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(社会学)。日本学術振興会海外特別研究員、琉球大学島嶼地域科学研究所研究員をへて、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 二人娘の父

    辺野古の地名は、政治や社会に関心がある方にとって、かなりなじみあるものになってきたと思う。しかし本書の舞台である東村高江や国頭村安田など、本島北部の米軍施設については、ほとんど知られていないのではないか。著者は自身のフィールドワークを踏まえて、この地域における米軍と日本政府による統治、およびそれに抗う住民運動をきわめて「アカデミック」に記した労作である。序章において示される「研究対象と方法」によって、本書と向き合う私も襟を正された。「新たな沖縄」を見出すことを希求する方にはぜひとも一読を勧めたい。

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