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敷島隊の五人 下 海軍大尉関行男の生涯

森史朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167656744
ISBN 10 : 4167656744
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2003
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    ◎何回か読んでいますが、その度に心に残る一冊です。出撃する隊員たちが何を考えていたのか類推することは難しいですが、それでも考えさせられます。終章も重いものがありました。

  • 金吾

    ◎特攻を実施する側の懊悩と命じる側の意識の差が非常に印象に残ります。特に改竄してでも責任から回避する上級者たちを見ると戦争に負けた理由は物量だけではないだろうと思います。最終章がまた胸をうちました。

  • かおりんご

    やっと読んだ。上巻を読んでから4年も経ってしまったよ。私が知っている関行男像と、こちらは違っていた。残されたお母さんのことを思うとやるせない気持ちになる。特攻隊という戦法を選ぶ前に、どうして戦争終結に向けて動かなかったのだろうと、後世の理論で考えてしまう。人はコマじゃない。この歴史を繰り返さないようにするのが、今を生きる者の務めじゃなかろうか。

  • hiyu

    自分が生を受ける随分前のことであるから、想像するしかできないのだが、上巻とするとまた違った感覚が下巻にあった。関の母の心情を思うと、やるせない以上の言葉にならない気持ちにならざるを得なかった。この変わり身は一体何なのか。

  • 兵衛介

    特攻に関心がある人は必読本と思う。事実を捏造する指揮官たちに怒り。かけがえのない肉親を国に捧げさせられ、軍神一家と騒がれ、戦後は一転して戦争犯罪人扱いされた特攻戦死者遺族の苦難はやるせない。

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