Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• もっぱら有隣堂と啓文堂

  読了日：2025/06/06

  この巻は1942年の年明けのラバウル攻略戦からインド洋機動作戦、６月の珊瑚海海戦、その後の人事異動まで。インド洋では英重巡ドーセットシャー、コーンウォール、空母ハーミスを撃沈。ここまでが帝国海軍機動部隊の絶頂期。珊瑚海海戦は歴史上初めての空母対空母の戦い。祥鳳と引き換えに米空母レキシントンを沈めるが瑞鶴は多くの艦載機と搭乗員を失い翔鶴は爆弾３発で大破。これゆえ五航戦は来るミッドウェー海戦に参加できなかったがそれは幸運だったのか不運だったのか。MO作戦は失敗。もっとも成功しても兵站を維持できなかっただろうが

• チャゲシン

  読了日：2019/11/14

  連戦連勝の日本海の機動部隊がついに史上初めての空母同士の航空戦、珊瑚海海戦に臨む。何もかも初めてのところに驕りによる索敵ミスが重なり、何をやってるんだと言いたくなるような失策が続く。戦術的には日本の勝利といわれるが、負けと言ってもいいくらいの惨憺たる結果に至る過程を、膨大な取材によって明らかにしていく。一応は、レキシントンを撃沈しヨークタウンを中破させることができたのもフレッチャー少将の判断ミスのおかげのようなもので、この海戦の戦訓をきちんと検証しなかったことがミッドウェーの敗北に繋がるのですな

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