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ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer The Vanity? 講談社タイガ

Hiroshi Mori

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062940900
ISBN 10 : 4062940906
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2017
Japan

Content Description

 クローン。法律により禁じられている無性生殖による複製人間。
 研究者のハギリは、ペガサスというスーパ・コンピュータから
パリの万国博覧会から逃亡したウォーカロンには、クローンを産
む擬似受胎機能が搭載されていたのではないかという情報を得た。
 彼らを捜してインドへ赴いたハギリは、自分の三人目の子供に
ついて不審を抱く富豪と出会う。知性が喝破する虚構の物語。

【著者紹介】
森博嗣 : 工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さばかん

    今回もまた、とても面白かった。                          いったい、何が人間なのか?  どこからが人間なのか?          人間とはなんなのか(哲学)シリーズの真骨頂ともいえる今作。     新レギュラーや準レギュラーが増えて、面白味が増している。

  • 山本真一郎

    読了。Wシリーズはもう7冊目。相変わらずハイレベルな面白さを堅持している事に敬意を払う。今作では最初にペガサスというスーパーコンピュータが登場するが、メインはウォーカロンと人間とクローンについての考察だったろうか。冷静に分析すれば人間がどの様な思考・行動を採るか読めてしまう。少なくとも作者や真賀田四季には読めているのだろう。大分未来を舞台にしながらこのリアリティは何だろう。巻が進む程に焦りが増す様な不思議な心持ち。現時点で名前が明かされている続編は2冊。来年もこのシリーズを楽しめそうなのは何よりだと思う。

  • 本の蟲

    ゆっくりと読み進めているWシリーズ。今回はいつもと毛色が違って、旧家の血にまつわる因縁と惨劇。なんか昼ドラみたい。ペガサスの登場とその虚栄以外大きな進展もなかったが、ハギリが美女たち(ほとんどが人間以外だが)の包囲を受けつつあるのがおもしろい。好きなやりとりは「先生と議論はするな」というキガタへのウグイの命令に対して「心外だな。あのね、議論は、いつどんなときでもすべきなんだよ。わかる?」とハギリ反論。ところがデボラが出てきた途端「デボラは困る、議論したくない」と超速の手のひら返し。最高。

  • yu

    Kindleにて読了。このシリーズは常に一気読み。今回は何だか凄く人間味を感じた内容だった。ちょっと火サス(死語?)っぽい展開に。 ツェリンさんの親としての感情、息子の抱いた妬みという感情。感情によって動かされるというのが、説明できない人間の特性のように感じる。もちろん、そこには善悪は必要で、抑制には理性が働くのが一般的。それをも越えてしまい過ちを犯すのもまた、人間だからこそ。人間として生きるって難しい。この物語は一体どこに辿り着くんだろう。毎回想像がつかなすぎて、森先生の頭の中を覗きたくなる。

  • ゲバオ

    Wシリーズ7作目。「知性が喝破する虚構の物語」あれ?もう7作目?このシリーズは早いなー。 今作からウグイから主人公ハギリの補佐役の座を奪ったキガサがなかなかよさげなキャラだったんだけど、やっぱり最後の最後はウグイが美味しいとこを持っていくなー。 今回で7作目だけど、いまだにシリーズの着地点が見えない… 人類、ウォーカロン、クローン、人工知能の今後は?…そして、やっぱり存在が気になるマガタシキ。

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