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タカラヅカの謎 300万人を魅了する歌劇団の真実 朝日新書

森下信雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022950505
ISBN 10 : 4022950501
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan

Content Description

PRしないのに常に満席、劇場を埋める女性ファン、女性が男性を演じるという「虚構」…。宝塚歌劇がウケる本当の理由とは―。年間300万人の観客を集める宝塚歌劇は、なお「成長」を続けている。105年の歴史、タカラヅカ的「ビジネスモデル」、ファン気質…。五つの視点で人気の秘密に迫る!

目次 : 第1章 タカラヅカとは何か/ 第2章 謎その1 小林一三、偶然の物語―なぜ「宝塚」で「歌劇」だったのか/ 第3章 謎その2 「何でも自前主義」の効用―なぜ、宝塚歌劇は孤高の存在なのか/ 第4章 謎その3 なぜ「ロングラン」しないのか―「ボロ儲け」しない本当の理由/ 第5章 謎その4 「どこでもファン」の謎―なぜ繰り返し見るのか/ 第6章 謎その5 「ファンクラブ」の真実―タカラヅカの力の源泉/ 第7章 タカラヅカが経済を変える!?―「未完成マネジメント」の可能性/ 終章 タカラヅカの未来

【著者紹介】
森下信雄 : 阪南大学流通学部准教授。1963年、岡山県生まれ。86年、香川大学卒業後、阪急電鉄に入社。98年、宝塚歌劇団に出向。制作課長、星組プロデューサー、宝塚総支配人などを歴任。2011年、阪急電鉄を退職、関西大学等で講師に。18年、阪南大学流通学部専任講師、19年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もか

    運営側の手のひらで転がされてるファンとしては「そうだよね」と常に感じていることが本にまとめられているという感じ。全国ツアーの裏側は面白かった。実在のスターの名前出すにしては偏りがあるような…(L)

  • いぬたち

    宝塚元支配人が上梓した本。年間公演1000回以上ありそのほぼ全てが満席となる宝塚歌劇団についての解説であるが一番驚いたのがファンクラブに関する記述。それは各役者(ほぼ男役)ごとに自然発生的に組織され数十はあるとのこと。その構成員(ほぼ有閑マダム)はグッズを買ったり舞台の集客を行ったりボディガード(!?)も行うようだ。コアなファンが多いので統率力も高いが何故そこまで頑張るかというと宝塚スタッフに応援している男役は人気があるんだよ!より良い役チョイスしてね!という意味らしい…マジか…w

  • nadaha

    阪急の方が書く宝塚の魅力。自前で企画、制作から公演まで手がける一気通貫ビジネスとしての側面は説明されているが、ファン心理の把握が弱い感じがしたので筆者はあまり推しとかそういう感情は持たないタイプなのかもしれない。戦後制作費が膨大になり収益も伸びず、着想となった三越少年隊も撤退し、阪急のドラ娘と呼ばれていた頃を1970年代のベルばらまで乗り切れたのは紛れもなく親の資金力である点は忘れてはならない。とはいえ、ファンの動員への熱量はこれだけの歴史があるコンテンツとしては驚異的。

  • tokumei17794691

    ・タカラヅカには、「鉄道会社・阪急電鉄系の劇団」ぐらいの認識しかなかった。その程度の無知な私が読んでも、サッと読めた簡潔さは良かった。ただもう少し、裏方さんのエピソードがあれば良かったかな? との感じもある。・「第二章」の阪急電鉄創始者・小林一三の話は、鉄道好きからすると、面白かった。特に、歌劇団初期の頃は、小林自身がが脚本を書いていたことに驚いた。鉄道会社経営ゲーム『A列車で行こう』の副読本としても読める一冊(実際、タカラヅカについてある程度知ったのは『A列車で行こう5』の公式攻略本)。

  • Eri

    タイトルに惹かれたものの、それほど【謎】でもなかったような…… どうしてブロードウェイのようにロングランをやらないのかなどは、知らない人からしたら謎がかもしれないけれど、いつまでも辞めないトップさんがいることになるなんて考えられない!! 前ツの移動の話は面白かった。 「男役10年」の話に絡めて、天海さんの就任時期に触れ、ちえちゃん(柚希礼音)でさえ研11だったと書かれているのに、珠城さんのことはスルーかよ!と思ったわ。

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