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パンツのひも・ゆるざえもん

森くま堂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784337336728
ISBN 10 : 4337336729
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

さあさ、お立ちあい。みなのしゅう、耳のあな、かっぽじって聞いとくれ。のんきなひもが、いかにして、かのゆうめいな“パンツのひも ゆるざえもん”になったかを!聞くもなみだ、語るもなみだの物語―

【著者紹介】
森くま堂 : 鳥取県米子市生まれ。同志社女子大学英文学科卒業。児童文学者協会、季節風同人。「カマキリがとんだ日」で毎日小さな童話大賞・落合恵子賞、「古い地図のむこうから」で創作コンクールつばさ賞〈読み物部門〉・優秀賞、「ちこくのりゆう」で絵本テキスト大賞を受賞

カワダクニコ : 東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。日本児童出版美術家連盟会員。2011年、第17回おひさま大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    児童書。イラストの勢いか、ユーモアあふれる物語▽祭りの日、鳥居のそばに現れた男は粗末な格好をしていたが威勢だけはいい。カバンのはしをパシンパシンと叩きながら「聞くもなみだ、語るもなみだのものがたり!」とぱんつのひもゆるざえもんの冒険譚を語りだす。村はずれから飛んできた大きなパンツを見つけたクマは、パンツをはいてみた。ところがゆるゆるで尻が出る。たまたま古い樫の木にぶら下がっていたひもは、パンツにはいってあげる。しかしうまくいかない。ひもはキツキツになるために修行する▽知らんけどw2025.5刊

  • yumicomachi

    パンツのひもを主人公に、こんなに愉快で涙ぐましい冒険物語が成立するなんて、夢にも思わなかった。山のなかのかしの木にぶら下がっていた、しんせつなひもが、ゆるいパンツをはいたくまを手助けしようと数々の困難を乗り越え、修行を重ねていくさまは、感動的だ。てんぐの教えは含蓄がある。カワダクニコの絵は基本的に可愛らしいのだが、61ページの挿絵はおそろしい。一筋縄ではいかないおもしろさ。この題材でキュートさと品格を感じさせるのも素晴らしい。子どもたちがさぞ喜ぶだろうなと思って読んだ。2025年5月30日初版第1刷発行。

  • 遠い日

    講談師のような語りで進む愉快なお話。呑気なひもが「パンツのひもゆるざえもん」になったわけを、山あり谷ありで語りに語る一癖ありそうな男。見て来たような嘘も、ひもの目線で語られれば立派な物語になるものです。このひもの修行がまたおもしろい。克己心を持って、師匠の天狗に言われたことをやり抜くのだ。森くま堂さんのテキストとカワダクニコさんの挿絵が最高にマッチング。

  • ねこ

    傑作。幼年童話です。これは耳で聞きたい物語。声にだして読みたい物語。名調子なのです。奇想天外なストーリーのなかに、子どもたちへのあたたかいメッセージも込められていて、最後のオチも決まってる。教科書掲載、あるかも。まじで。

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