Product Details
ISBN 10 : 4422143913
Content Description
「日本教徒」ハビアンの情熱と苦悩の生涯が伝える日本的な文化風土とキリスト教の出会い。伝統的な思想文化を吸収したのち、キリシタンの精神世界を通過することによって、至った境地―「江湖の野子」とは?多様な表現であらわれる神の真理その所在への「気づき」に導かれ至高のメッセージを求めて…。
目次 : 序章 不干斎ハビアンという人/ 第1章 キリシタンの教えをどう説いたか―『妙貞問答』とくに下巻での主張を見る/ 第2章 仏教思想との対決―『妙貞問答』上巻での主張を見る/ 第3章 林羅山との問答―『排耶蘇』をめぐって/ 第4章 キリシタンの何を批判したのか―『破提宇子』をめぐって/ 第5章 キリシタンの教えと宣教師―『破提宇子』の最終部分から/ 終章 ハビアンに対する毀誉褒貶―そしてハビアン研究のこれまで
【著者紹介】
梶田叡一 : 1941(昭和16)年、松江市に生まれ、米子市で育つ。京都大学文学部哲学科心理学専攻卒業。文学博士。国立教育研究所主任研究官、大阪大学教授、京都大学教授などを経て、京都ノートルダム女子大学学長、兵庫教育大学学長、環太平洋大学学長などを歴任。2014年4月からは、奈良学園大学学長。この間、第4期・第5期中央教育審議会副会長(教育制度分科会長・初等中等教育分科会長など)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
