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ISBN 10 : 4865720251
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「警察だ!」―日曜日早朝の怒声に玄関を開けた瞬間から、菅家利和さんは“足利事件の犯人”の汚名とともに17年以上、獄中に囚われた。その間、堀の外では本田克也筑波大学教授がDNA鑑定によって菅家さんの無罪を証明した。だが、捜査機関は本田教授が挙げた冤罪の証拠をことごとく潰しにかかったのだ。
目次 : 第1部 足利事件(事件発生/ 逮捕/ 裁判/ 弁護/ 前哨戦/ 再鑑定/ 鑑定排撃/ 再審そして真犯人/ 水面下の動き)
【著者紹介】
梶山天 : 1956年、長崎県五島市生まれ。1978年朝日新聞社入社。佐賀支局、東京社会部警察庁担当、西部本社報道センター(旧社会部)次長、鹿児島総局長、西部本社報道センター地域面監事兼ジャーナリスト学校幹事、東京本社マーケーティング企画・戦略主査、東京本社特別報道部長代理などを経て、日光支局長。鹿児島総局長時代の「鹿児島県警による03年県議選公職選挙法違反『でっちあげ事件』をめぐるスクープと一連のキャンペーン」で、鹿児島総局が2007年11月に石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、さらに2009年1月には新聞労連ジャーナリスト大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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