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自立と犠牲 ワンオペ女性のライフストーリー

梶原公子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784871773706
ISBN 10 : 4871773701
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「私は夫がいなくても生きていけるけど、夫は私がいなくなったらたいへん」。これが、今回取材したワンオペ女性の多くが抱いている本音でもあった。
 男性の育児参加(育休2週間でなにができる?)、家事参加(「手伝い」じゃないよ?)が進んでいるイメージはあるが、良妻賢母規範と家父長制はまだまだ日本社会に染みついている。
 本書に登場する、日々ワンオペをこなす女性たちは強い。仕事も家事も育児もこなし、時には夫や勤め先と渡り合いながら、いつのまにか様々なスキルを身につけている。
 彼女たちにとって、ワンオペはよくないものなのだろうか? もしかするとその経験は、彼女たちの能力を高め、苦悩しつつも自立へと導いてくれるものではないだろうか?
 本書は、ワンオペの当事者である女性たちへの取材を元にしたレポートであり、ワンオペ女性たちへのエールである。同時に、既存のフェミニズムを超えたオピニオンである。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 晴柊のばあば

    WANメールマガジンでのお勧めで購入。著者は元高校の家庭科教師。女性たちの仕事と家事育児のワンオペを取材。被取材者たちは言う「ワンオペはデメリットでしかない」と。女性がワンオペを強いられる根源は、家事育児は女の仕事”という日本に根強く残っている家父長制の無意識の刷り込みが男女ともにあるためだと。けれど、著者はワンオペを否定的には捉えていない。ワンオペは苦悩だが、必ず報われる。ワンオペによって、マネジメント力は向上する。また、いつか良い思い出となって人生の支えになってくれる、と。

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