Product Details
ISBN 10 : 4101352828
Content Description
「そのとき私は、けものになりました」情事が記された夫の日記に狂乱する妻。その修羅を描いた『死の棘』。だが膨大な未公開資料を徹底解読し、取材を重ねた著者が辿りついたのは、衝撃の真実だった。消された「愛人」の真相、「書く/書かれる」引き裂かれた関係。本当に狂っていたのは妻か夫か。痛みに満ちたミホの生涯を明らかにし、言葉と存在の相克に迫る文学評伝。読売文学賞評論・伝記賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞受賞。
目次 : 「死の棘」の妻の場合/ 戦時下の恋/ 二人の父/ 終戦まで/ 結婚/ 夫の愛人/ 審判の日/ 対決/ 精神病棟にて/ 奄美へ/ 書く女/ 死別/ 最期
【著者紹介】
梯久美子 : 1961(昭和36)年熊本県生れ。北海道大学文学部卒業。編集者を経て文筆業に。『散るぞ悲しき』で2006(平成18)年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞、同書は世界8カ国で翻訳出版されている。’16年に刊行された『狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ』は翌年、読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞の3賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きょちょ
読了日:2019/10/23
ぶんぶん
読了日:2021/09/07
練りようかん
読了日:2024/04/09
makimakimasa
読了日:2021/11/06
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読了日:2020/10/12
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