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右から二番目の夏

梅野小吹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041129821
ISBN 10 : 4041129826
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幼いころ初恋の幼なじみを事故で失って以来人との関わりを避けてきた高校生の神田桐。ある日彼の前に突然、初恋の人の妹を名乗る少女―雪音が現れる。彼女から告げられたのは、姉は事故ではなく誰かに殺されたという衝撃の事実と、さらに「タイムリープ」―時空を超えて過去に戻ることができる方法だった。桐は初恋の人を失った過去を変えるため、あの日に戻ることを決意する。痛くてまぶしい青春のきらめきが溢れる希望の物語。

【著者紹介】
梅野小吹 : 熊本県人吉市出身。高校生たちの青春の瞬間をみずみずしく描いた本作『右から二番目の夏』がデビュー作となる。Web小説サイト「カクヨム」などで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • オセロ

    幼いころ、仲の良い友達と秘密基地「ネバーランド」で遊んでいる最中に初恋の相手・鹿江天音を事故で亡くして以来塞ぎ込んでいた神田桐。そんな桐の前に天音の妹を名乗る雪音が現れ、姉の天音は事故ではなく殺されたのかもしれないことと、過去に戻る手段を伝えられ始まる物語。 桐が過去に戻ったことで思い出される記憶、知らなかったと真実と人間関係がどんどん明らかになる展開は驚きの連続で、思わぬ方向に過去と未来が変わることもありつつも、桐の諦めずに皆の幸せを願う気持ちが実を結ぶ結末はグッとくるものがありました。

  • いなばさくら

    長編青春ミステリ。1冊前に読んだ青春ミステリはあまり合わなかったのだが、こちらはなかなか面白かった。表紙とタイトルだけだとど真ん中の青春恋愛小説家と思ってしまうけど(そっちの要素もあるけど)、なんとタイムリープものでした。もう少し仄めかすようなタイトルでもいいのにね。右から2番目の…って、分かる人には分かるんでしょうね。現時点では本作のみ発売されてる作家さんかな?次作も読みたくなりますね。

  • ほたる

    あの日亡くした彼女のために、少年は不思議な少女と出会いタイムリープする。ボタンの掛け違えをひとつひとつ正して行った時に本当のこの物語の正体が明かされたとき、そういうことだったのかと驚かされた。途中までは完全に読み通りであるが、そこからこの展開へ飛躍させる、こういうことができないと物語としては面白くならないなと思った。大人になろうがネバーランドで過ごした日々は一生忘れられない。キャラとしては天音が一番好きで本当はもっと長く彼女に触れていたかった。面白かった。

  • 可愛い女の子が死んで始まる物語は好きではない。たまには男も死んで欲しい。と、こういうタイプの話を読んだ時には毎度思いつつも、しかしタイムリープでその死の結末を変えていく話は王道でしょう。ちょっと嫌味な部分がステレオタイプなのが気がかりではあるものの、まあファンタジーなのでそこはあまり関係ないでしょう。逆にいえばそこくらいしかクドさがないので、こういうタイプの話としてはかなりスマートで読みやすい。すなわち淡々としていて感動は薄い。でも大袈裟じゃないのが今の時代なのかも。悪くない。

  • 色素薄い系

    面白かったです。天音を死に追いやったのは誰なのかとか妹の存在に疑惑の目が向いたりと段々と明らかになる事実に引き込まれた。みんなが何かしらの後悔を抱いていてそれを解消していく事でキリの周りが賑やかになっていくのが印象的。読後感爽やかな良い青春小説だった。

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