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ISBN 10 : 4874986374
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陸軍による「軍国主義宣言」から「国体明徴」運動、文部官僚による『国体の本義』、そして遂に「無謀な戦争」へと突き進んだ―この国を「神国ナショナリズム」が席巻した時代を描く!
目次 : 7章 神国ナショナリズムと軍国主義日本(日清戦争から満州事変まで/ 軍による“軍国主義”宣言『陸軍パンフレット』/ 美濃部博士バッシングから「国体明徴」運動へ/ 文部省『国体の本義』の“神話史観”/ 矢内原教授を東大から追放したもの/ 国家総動員法と津田左右吉「神話研究」の抹殺/ 日本軍国主義思想の極点―文部省『臣民の道』と陸軍省『戦陣訓』/ 国民学校(旧小学校)をつらぬいた教育思想/ 軍国主義がつくりあげた人間像)/ 8章 大日本帝国の崩壊と天皇制のゆくえ(対米英戦争の緒戦と結末/ 敗戦で問われた天皇制/ 「神権天皇」から「象徴天皇」へ/ 「人間宣言」と全国巡幸)
【著者紹介】
梅田正己 : 1936年2月、唐津市に生まれる。一橋大学社会学部を卒後、出版社勤務をへて72年、仲間と共に出版社・高文研(当初の社名は高校生文化研究会)を設立、高校生・高校教師を対象に『月刊・考える高校生』(後に『ジュ・パンス』と改題)の発行とあわせ教育書を手はじめに人文書の出版を続ける。81年から沖縄大学との共催で沖縄戦の戦跡・基地のフィールドワーク「沖縄セミナー」にとりくんだのを契機に、沖縄が直面する問題の書籍を数多く出版する。85年に「国家秘密法に反対する出版人の会」の事務局を担当したことから、翌86年、史上最大の出版弾圧事件・横浜事件の再審裁判の開始とともに「支援する会」の事務局を、2010年に実質無罪(同事件は国家犯罪であったと横浜地裁が裁定、刑事補償が実行された)を勝ち取るまで24年間、担当した。2012年高文研代表を退く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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