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文章表現四〇〇字からのレッスン

梅田卓夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480086129
ISBN 10 : 4480086129
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

よい文章―つまり、わかりやすく、自分にしか書けない、そんな文章を書こう!本書がめざすのは、種類やジャンルを超えたすべての文章に共通する創造的表現。実践的に作文用紙に鉛筆を走らせ、友達やプロの作家の作品を味わい、創作の過程を通して自分の言語観や文章観を鍛え直す。具体的で多様な課題に取り組むことにより、発想を形にする方法、〈メモ〉から文章を構成する手順、ことばの磨きかたを体験的に修得する文章表現の実戦書。もう何を書けばよいかわからない、なんて言わせない。

目次 : 第1章 文章表現入門―自分にしか書けないことを書く/ 第2章 ことばは自分の中にある―レッスン「最初の記憶」/ 第3章 目とこころとことばと―レッスン「水の入ったコップ」/ 第4章 文章は「断片」によって輝く 1―メモ論/ 第5章 人間へのまなざし―レッスン「私の出会った人物」/ 第6章 演技することばたち―レッスン「モーツァルトへの手紙」ほか/ 第7章 文章は「断片」によって輝く 2―断片論/ 第8章 “なにか捉えられないもの”―レッスン「学園の断片」/ 第9章 想像・夢想・他者―レッスン「もう一人の自分」/ 第10章 文章の完成―方法としての「断片」

【著者紹介】
梅田卓夫 : 1938年、岐阜県に生れる。名古屋大学教育学部卒業。愛知県立の高等学校国語科教諭を経て、現在、愛知淑徳大学文学部、文化創造学部非常勤講師。日本現代詩人会会員。1980年代のはじめから共同研究により万人のための創造的文章表現の実践と理論化にとりくむ。共編著に『高校生のための文章読本』『高校生のための批評入門』『高校生のための小説案内』『新作文宣言』(以上筑摩書房)、『ことばを豊かにする教育』(明治図書)など。詩集に『物たちの位置』『額縁』、散文集に『消えない風景』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りー

    型どおりの文章のレッスンではなく、型を取り払って物事を捉える視点を手に入れるための講義といった内容で、これがすこぶる面白い。文章のレッスンを謳うひとの文章がイマイチなんてことはまぁ世の中よくあることなんだけれども、本書は読み口も良い。文書力とは違う、言葉を扱うという意味での文章力を鍛えたい人はぜひに。

  • せっちゃんさん

    良い文章とは何か?正解の無い問題を、講義形式で突き詰めていく本。いちよ前提として『@自分にしか書けないことをA誰にも分かるように書く』と定義。個人的には、メモすることの重要性に改めて気付かされた。ハウツー本ではなく、レッスン受け自分なりに考える進める講義の進め方が合う内容。読メの方は、一度読んでみて損のない1冊。

  • naotan

    最初、著者名を梅棹忠夫と勘違いしていました。『高校生のための文章読本』の人だったのですね。まさに高校生の時、お気に入りのシリーズでした。良書です。

  • サイバーパンツ

    文章を書くということにおいて大切な基本の中の基本について説く。なので、全く文章を書いたことがないって人向けかな。ある程度文章を書いたことがある人にとっては退屈かもしれない。が、基本っていうのは何においても大事なものなので、もし文章を書くことに行き詰ったら、そんな人でも再び原点に立ち返る意味も込めて、読んでみるのもいいかもしれない。学生の文章が平凡過ぎてつまらなかったので、作家の文章にして欲しかったという不満はあるが、それを除けば、文章書きの基本を抑えるには最適な一冊かと思う。

  • 長岡紅蓮

    創作者向けに書かれた本なので、基礎となる文章の書き方を学びたい方は『理科系の作文技術』や他の書籍を読むべき。この本では「よい文章」を@自分にしか書けないAだれにもわかるように書く、ということを実現している文章だと定義しています。それが簡単なようで難しいのですが。印象に残った点。1、だらだらとした叙述は避ける。文を簡潔に短く切ることを意識する。2、文章は「何も書くことがない」状態から書き始めるのが正常。まずは書く材料を揃えることから。そのためにはメモを取ること。どんなことでもいいのでメモをする。

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