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ISBN 10 : 487891128X
Content Description
武蔵の中央に位置し、戦国期には常に戦略の最前線として、幾多の合戦の舞台となった松山城。その城主・上田氏は、文献等の少なさからか研究の対象として取り上げられることは少ない…。戦国史における上田氏の位置付けやその本拠、また菩提寺過去帳に基づき一族の系譜について検証する。地域に根ざした克明な調査をもとに、新しい視点から戦国史研究に一石を投じる上田一族の二五〇年を考究する書。
目次 : 前編 上田氏をめぐる合戦と城(争乱の北武蔵・境目の合戦/ 上田氏出現/ 上田氏ゆかりの城郭/ 慈光寺僧坊跡群と上田氏による焼き討ち/ 後北条氏領国圏内における松山領)/ 後編 上田氏の復原的研究―『浄蓮寺慶長八年過去帳』のデーターベース化と分析(上田氏と浄蓮寺―『浄蓮寺慶長八年過去帳』の検討/ 上田氏の家臣達/ 上田氏とその系譜)/ 資料編
【著者紹介】
梅沢太久夫 : 1945年埼玉県秩父郡東秩父村に生まれる。1968年埼玉大学教育学部卒業。小学校教員を経て、1971年埼玉県立博物館に勤務。1975年埼玉県立歴史資料館建設に携わる。その後、さきたま資料館、埼玉県教育局文化財保護課、(財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団勤務、埼玉県立自然史博物館長などを経て、2000年埼玉県立歴史資料館長。2004年埼玉県立さいたま川の博物館長(現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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