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ヒゲのガハクごはん帖

梅村由美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087817669
ISBN 10 : 4087817660
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

画家・山口晃の日常を妻が綴り、それに夫が絵で応える。
山口晃夫妻、初の合作による「食の絵日記」エッセイを書籍化!


人気画家・山口晃のエッセイ漫画『すゞしろ日記』に登場する、「カミさん」こと妻の梅村由美。丸顔で肝が据わっていて、「むはは」と笑い食欲旺盛。夫目線から理不尽の権化のごとく(?)描かれてきた彼女が、ついに筆を執った――!

自宅で、行きつけの店で、旅先で、場所を選ばず発揮される「ガハク」こと山口晃の「食」に対するこだわり。そんな夫との日々を妻目線から綴る文章に、たっぷりの挿画でガハクが応酬する、ウェブメディア「MON ONCLE」の人気連載『ヒゲのガハクごはん帖』を、このたび単行本化。二人の食体験を文と絵の両方から絵巻物のように楽しめる、新感覚のエッセイ本となっています。

収録した17のエピソードは、結婚生活初期の衝撃の料理や現在に至る定番メニュー、チョコやケーキといったおやつ事情、出張制作時のお弁当日記、さらにはヴェネチア、バレンシア、ニューヨークといった海外での体験など、場所もテーマも多種多様。

連載時より大幅な加筆を経て、実に7割超のページが挿画入りという豪華な1冊です。さらに、出張制作時に仕上げた作品1点をカラーで収録!


【著者略歴】
梅村由美 (うめむら・ゆみ)
1968年生まれ、神奈川県出身。1991年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2002年に画家・山口晃と入籍。コンテンポラリーアートを扱う複数のギャラリーにて約30年間勤務の後、山口のマネジメントに専念し、その活動をサポートする。仕事柄、アートフェアや展覧会などで国内外の出張が多かったこともあり、インドア派のわりには旅行好き。好きな食べ物はすしとそば。2022年よりウェブメディア「MON ONCLE」にて連載中の本作が執筆デビュー。

山口晃(やまぐち・あきら)
1969年東京都生まれ、群馬県桐生市で育つ。1996年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。伝統的な日本絵画の様式を踏まえ、西洋の画材で描く作風で知られる。都市鳥瞰図などの絵画のほか、立体、インスタレーションなども手がける。2023年の東京・アーティゾン美術館における「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」をはじめとする個展や国内外での作品展示多数。著書に『ヘンな日本美術史』(祥伝社、第12回小林秀雄賞受賞)、エッセイ漫画『すゞしろ日記』(羽鳥書店)、漫画作品『趣都』(講談社)などがある。

【著者紹介】
梅村由美 : 1968年生まれ、神奈川県出身。1991年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2002年に画家・山口晃と入籍。コンテンポラリーアートを扱う複数のギャラリーにて約三〇年間勤務の後、山口のマネジメントに専念し、その活動をサポートする。2022年よりウェブメディア「MON ONCLE」にて連載中の本作が執筆デビュー

山口晃 : 1969年東京都生まれ、群馬県桐生市で育つ。1996年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。伝統的な日本絵画の様式を踏まえ、西洋の画材で描く作風で知られる。都市鳥瞰図などの絵画のほか、立体、インスタレーションなども手がける。著書に『ヘンな日本美術史』(祥伝社、第一二回小林秀雄賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • びぃごろ

    攻守逆転。これは奥さんが筆をとる!同じ話でも反対側から見ると印象が違ってくるのが不思議だ。奥さんの株がぐぐぐーんと急上昇、そしてガハクは…(苦笑) 本人が一人暮らしも長く料理上手とは云っていたが、そうか盛り付けに関しても美的センスと通じているわけだ。ひとつのものに対してのこだわりや細かさも絵に対する姿勢と同じなんだと気付きました。食材も国産やオーガニックを意識しているのね。由美さんが仕事を辞め、全面的にガハクのサポートに回ったのかぁ。毎日の食事(朝はピザトースト一択)はよしとして善光寺はお疲れさまでした。

  • スエ

    「ガハク」こと、現代美術家・山口晃の食にまつわるあれこれを、奥さまが綴るエッセイ集。終始ユーモラスでなごやかで、ときどき子どものようにワガママで気取りのない文章に、ガハクの味わい深いイラストが絶妙にマッチしている。見事に息の合った夫婦の合作でした。これはオススメ。

  • ごん

    すずしろ日記では豪気でひたすらマイペースな女性のように書かれていますが、ガハクのこだわり(結構細かい…)に真面目に対応するすごく夫思いの偉大な妻だなあとしみじみ思いました。すずしろ日記での出来事を1番近いけど違う人(妻)目線で読むのも面白かったです。2人の食に関する日常が気取ったところなく書かれており、それにガハクのゆるいのにさすがの画力である挿画が合わさって、読んでいて非常に癒されるしお腹も減りました。続巻ぜひとも期待します!

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