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インク色の欲を吐く 2 ハルタコミックス

梅ノ木びの

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047374775
ISBN 10 : 4047374776
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

雑誌の立ち上げ、パトロン、新しい依頼‥‥画家として順調に駆け上がっていくビアズリー。一方、女優として伸び悩む姉・メーベル。その明暗がふたりの関係に変化をもたらす――。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 歩月るな

    ビアズレーの方法は、その描く線や、その飾るレースやアラべスクの、やや気障なまでの美しさによって、下品とはいかないまでも、やはり背徳的なものをしばしば高貴なものに変えることにあった。――「城の中のイギリス人」マンディアルグ(澁澤龍彦訳)白水社。 ところで前巻の退廃した空気感とは打って変わって、どうも人の営みというものを感じて、人間らしい感情のせめぎあいを見ることになるのだが、あまりにも素直な成り行き(素直とは言い難いが)が描かれることで、また趣の違った感動が押し寄せて来、ちゃんと涙に繋がるのである、これが

  • がっちゃん

    良かった。引き続き購読。

  • はっちん

    耽美さに拍車のかかった2巻。

  • 真霜

    立ち上げたイエロー・ブックいう自由から離れることとなり、次の舞台でその悪魔的絵画の才能を発揮させるオーブリー。スミザーズという異端者と手を組み、その刺激性は再び輝くことに。今回はやりたいことに集中出来るようになったオーブリーの側を片時も離れずにいる姉・メーベルの存在と内面が光る巻でもありました。求める道筋に向かってゆく弟に反して、いまだ彷徨うしかない自分…そんな彼女の葛藤と熱狂が描かれた夢みる女が良かったです。それとオーブリーにとっての心のわだかまりが溶け、純粋な美の行く先が示された髪盗みも印象的でした。

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